福井さんが言っていました。2202最終回で古代が見た「未来」。それは人それぞれで、あなたにとっては"観たい映画"であってもいいのだ、と。
— ymtetc (@ymtetc) March 28, 2019
不安もありますが、続編は「明日への希望」。今は喜びたいと思います。
〇めでたいことです。本当にめでたい。
ymtetcです。昨晩、全記録集のシナリオ編発売決定の発表だと思って、その記事を用意していたところに、「続編決定」の報が入ってきました。ほんの少し、ほんの少しだけ期待していた「続編」の報。まさかその通りになるとは。驚いて気が動転しています。
2202の「数字」については、これまでも公式からポジティブな情報が出されていました。また、次の企画が動き出しているということも、聞こえてきていました。ですが、いざ本当に発表されてしまうと、本当に驚くものです。
これから詳細情報が公開されるにつれて、期待と不安が入り混じるようになるでしょう。ある意味で、これからの数日間はネガティブ情報のない、信者もファンもアンチも存在しない、とても平和な日々なのです。
◯「なんでもあり得る」
「2202の続編」と聞いて、何を思い浮かべますか。福井脚本ですか、小林ビジュアルですか。はたまた、羽原さんのアニメーションですか。
いえ、それだけではありません。2202が2199に対してそうしてきたように、「2202の続編」を名乗る作品が、2202の路線を必ずしも引き継ぐとは限らないのです。
また、2199と2202の公開スタイルを引き継ぐとも限りません。ガンダムNTがそうしたように、ひとまず一つの劇場版で、という運びになる可能性もあります。
「なんでもあり得る」。それが、まだ見ぬ「続編」です。
まさに、明日への希望ですね。
◯スタッフが気になる
先ほど「なんでもあり得る」というお話をしました。
同じことが、スタッフについても言えます。
昨晩は羽原さん、福井さんという2202スタッフを前にしての続編発表でしたが、2202からスタッフを総入れ替えする可能性もあります。逆に、エネルギー切れを宣言している羽原監督の勇退のみで、残りのスタッフは全員2202から継続、という可能性も*1。
恐らく、昨晩「続編制作決定」の報を聞いて、真っ先にスタッフの陣容が気になった人は少なくないはずです(エビデンスなし)。今後、「続編」に対して期待が大きくなるか、不安が大きくなるかどうかは、スタッフの陣容が鍵を握っていると言っても過言ではありません。
その点から言えば、今は不安の方が大きいかと思います。
まず、リメイクヤマトの中核の一人である結城さん。2202最終章の前後から「10年に及ぶ航海の終わり」としきりに発言されているため、今後どうなるかは分かりません。
果たして、結城さんなくして「2199・2202の続編」は成立するのか。私は成立しないと思いますが、キャラクターデザインは一体どうなるのでしょう。
また、リメイクヤマト・メカファンが気にしているであろう玉盛さん。先日「リメイク」に関するツイートがあり、「これは続編の作業ではないか?」と話題になっていました。ですが、こんなにも早く「シナリオ分析」やメカの作業に入れるのか? その点から言えば、これがヤマトの作業であるかはまだ疑問です(期待したい……)。
そして何より、宮川彬良さん。アキラ先生は以前から「ヤマトの続編」に対して疑問視されている方であり、2202の参加にあたっても「ヤマトの迷走を歓迎しない」と述べておられます。「続編」への参加を引き受けていただくためには、「迷走ではない」と思ってもらえるだけの企画である必要があるでしょう。
宮川メロディは、ヤマトのアイデンティティの一つです。果たして、今後のヤマト作品にも参加されるのか。不安が残ります。
ということで、いくつか不安なこともあります。ただ、あまり不安なことばかり考えていても仕方がない、とも思っています。
果報は寝て待て、と言いますが、28日深夜現在、公式メディアからはまだ「続編制作」が発表されていません。舞台挨拶参加組からの口コミ拡散は歓迎でしょうが、公式にはまだ、箝口令が敷かれている状態でしょう。
29日深夜の最終回後に公開となる「さらば愛の宣伝会議」、これに続いて、公式から「続編制作」の発表があるかもしれません。ひとまずは、これを待ちたいと思います。
まだ見ぬ「続編」に、思いを馳せながら……。
*1:当然と言えば当然ですが、西崎彰司さんは継続のようです。