ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

ガトランティスの強大さと綻び:『2202』第12話シナリオを読む

こんにちは。ymtetcです。

今回は「元気な古代──『ヤマト2202』第11話シナリオを読む」の続き……というと恐ろしい感じがしますね。一年近くこのシリーズを放置していたのは、第12話のシナリオがおおよそ本編と似たような要素で構成されていたからです。

ところが、ふと何かあるのではないかと思い読み直してみると、本編とほぼ同じとはいえ細かな部分で差異があり、さらに、シナリオだからこそ第12話で伝えたかった要点が見えてくる側面もありました。今日はそれを共有していきます。

  • 〇第12話ポイント①:ガトランティスの綻び
  • 〇第12話ポイント②:強大な白色彗星の力
  • 〇第12話ポイント③:決戦へのカウントダウン
  • 〇ささやかな改善案
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サブブログ更新:『のんのんびより のんすとっぷ』

こんにちは。ymtetcです。

今日はサブブログを更新しました。

ymtetc2.hatenablog.com

これだけでは寂しいので、ツイートでも貼っておきます。

 

「帰納法」で作られた(?)『エヴァ』と、”リメイク”の話。

こんにちは。ymtetcです。

前回の記事でお伝えしたブログレイアウトの変更ですが、結局サブブログをメインブログの書式に合わせることにしました。こちらの方が見てくださる方は多いので、あまり変化という変化にはなりませんでした。

今日は前々回、「なぜ庵野版『ヤマト』は「そのまま」なのか」の延長戦です。岡田斗司夫さんの『エヴァ』考察を引用しながら、庵野版『ヤマト』とリメイク『ヤマト』について考えていきます。

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ブログに関するお知らせ【4月2日】

こんにちは。ymtetcです。

今日から新年度です。節目なので、私も少し動いてみました。

Twitterの開設について

まずはこちらです。2019年4月以来となる、ymtetcのTwitterを開設しました。

ymtetc (@ymtetc) | Twitter

既に、3月31日に投稿したツイートがプロフィールに固定してあります。

ツイートにありますように、Twitterでは、更新通知などを行う予定です。

〇ブログデザインについて

サブブログと統一することにしました。

この記事を書いている時点ではどちらのデザインに統一するかは決めていませんが、この記事が投稿される頃、あるいは2日のうちには統一する予定です。

〇更新日について

昨年度は、途中で曜日固定から偶数日更新に変更しました。

今年度についても、現時点で変更ありません。

Twitterで更新通知を行うこともありますので、更新頻度と内容のバランスは継続的に見直していく必要がありそうだな、とは思っています。ゆえに、今後も変更があるかもしれません。

〇コメントについて

コメントにつきましては、返信は約束できませんが、全てに目を通していきます。

最近コメント返信がかなり遅くなっていますが、それは変わりそうもありません。申し訳ありません。

そしてコメントについては、一点の変更があります。

これまでも時々、コメントを記事の中で紹介することがありましたが*1、今後は積極的に紹介していきたいと考えています。対象は2021年4月以降にいただいたコメントです。

〇今後に向けた決意

2019年以来の厳しい状況ですが、無理のないように継続していきたいと思います。

〇おしらせ

<コメント返信しました>

ymtetc.hatenablog.com

なぜ庵野版『ヤマト』は「そのまま」なのか

こんにちは。ymtetcです。

なぜ私は『シン・ヤマト』を観たくなったのか」で、私は「庵野版『ヤマト』が観たい!」と述べました。今日はその「庵野版『ヤマト』」について、考えてみたいと思います。

  • 庵野版『ヤマト』は「そのまま」
  • 〇なぜ「そのまま」なのか
  • 〇「魂」を込めるため
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【ヤマト2205】超特報、公開!

こんにちは。ymtetcです。

ゴルバのテーマも高らかに、『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』の「超特報」が公開されました。

www.youtube.com

構成としては『2202』最初の特報に近いものですが、今回はこれに安田賢司監督のショートインタビューが加えられており、この点が「超」に繋がっているものと思われます。

では、今日はこの「超特報」を簡単に見ていきましょう。

  • 〇安田賢司監督のインタビュー
  • 〇「特報」映像
  • 〇おわりに
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『スターブレイザーズΛ』の宇宙観とインド文明の思想

いつ買ったのかも分からない本が、本棚に入っている。そういうことが、時々ある――。

こんにちは。ymtetcです。

先日、本棚にあった見慣れない本を開きました。すると、気になる文章が目に入りました。

長い長い間、インド文明には歴史という文化がなかった。

岡田英弘世界史の誕生筑摩書房、1999年、39頁)

どういう意味だ? と考えてみたくなるような一文です。

さて、このブログでインドと言えば『スターブレイザーズΛ』。『スターブレイザーズΛ』には、インド哲学の要素が盛り込まれています。

私はインドにもインド哲学にも詳しくないので、この問題にはこれまであまり立ち入ってきませんでした。しかし、私の本棚に入っていたこの見慣れない本が、『Λ』に関する一つのヒントをくれました。

それは、『Λ』は「繰り返し」の物語なのではないか、ということです。

  • 〇輪廻の人生観
  • 〇『Λ』における「繰り返し」
  • 〇「繰り返しの物語」
  • 〇お知らせ
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