こんにちは。ymtetcです。
以前「主題歌」のカテゴリで書いていた旧『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの主題歌分析。「テレサよ永遠に」のデータが残っていましたので、少し書いていきます。
- 〇解釈:伝聞形式の一番から、より実体験に近い二番へ
- 〇旧『宇宙戦艦ヤマト』の女神像
- 〇ここから考えられること
こんにちは。ymtetcです。
最近ネットを見ていると、『2199』や『2202』を振り返る書き込みが増えているように思います。むろんそれは、『2199』『2202』の大規模なサブスク配信が始まったことと無関係ではありません。
『2199』第9話は一話完結モノとして見事にまとまっています。絵本を使って起承転結を演出している点がオシャレ。『2199』が『ヤマト』初見だったある知人は、第9話が一番好きだと言っていました。
— ymtetc (@ymtetc) 2021年4月30日
かくいう私も、『2199』や『2202』を振り返る書き込みが増えています。
ところが、この二つの作品を振り返る時、私はどこか息苦しさもおぼえているのです。今日はこのことについて、考えていきます。
続きを読むこんにちは。ymtetcです。
『2199』『2202』がサブスクに参入した関係か、ヤマトの話題がにわかに盛り上がってきました。また昨日は、『2205』プレスリリースの表紙が一般公開されたこともあり、いっそうの盛り上がりを見せていました。
さて、サブスクへの『ヤマト』参入で注目を集めているのは、どちらかと言えば『2202』の方でしょう。全国ネットで地上波テレビ放送された『2199』に比べ、元々の知名度は『2202』の方がはるかに劣っていたはずです。ところがサブスクになると、「『2199』の続編」としてメニューに並ぶのですから、必然的にこれまでよりも注目度が上がってくるというものです。
ですが、『2202』には種々の課題がありました。今日は『2205』に向けて、『2202』が抱えた課題について考えていきます。
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『2205』のクオリティは本気で心配してます(何かを見た)。心配しても仕方ないのですが
— ymtetc (@ymtetc) 2021年4月23日
今日はお休みをいただきますが、このツイートについて少し書いてみます。
「何かを見た」とはネット上の定型句です。自分が見たものをぼかしたい時に使います。
とはいえ、今回のケースは隠すものでもありません。私が見たのは、前回の記事でも取り上げた、『2202』のあるスタッフのツイートだからです。
彼のツイートの趣旨は「メカがかっこいいのは『2202』まで」「(今回――恐らく『2205』もしくは『ヤマトという時代』のこと――は)修正しようとしているけどダメそう」というもの。修正の対象はメカ描写だけでなく、脚本にも及んでいるようです。
この構図を見ると、私を含めて『2202』のメカ描写にいまいち馴染めなかった人の立場からすれば「彼が批判しているならいいじゃないか」と思ってしまいそうになりますが、事態はそう単純ではありません。論者としての彼は『2202』の熱心な擁護者ですが、『2199』の熱心な批判者でもないのです。むしろ『2199』の頃は、『2199』を擁護する立場をとっていたのです。
すなわち、彼が批判する=『2199』的、ということにはなりません。さらに言えば、彼が批判しているからといって、素晴らしいものになるということではありません。少なくともプラスに考えることはできないので、私は不安になった。ただそれだけの話です。
ところで、私はツイートでは『2205』と書いているのですが、彼のツイートを調べてみると、どうやら『2205』ではなさそうな面も見えてきます。
というのも、彼は「『2205』には参加していない」とツイートしているのです。とすれば、彼が取り組んでいるのは『ヤマトという時代』の方かもしれません。実際に、大和復元に関するイメージボードを書いたとの投稿もありました。
なお、『ヤマトという時代』そのものは1月に公開を予定していたものですから、既に完成しているはず。おおかた試写会で色々と意見が出たので、公開延期の時間を使って色々と取り組んでいるのでしょう。この辺りがどうでるかは、不安もありつつも楽しみですね。
こんにちは。ymtetcです。
『ヤマト』シリーズには「好敵手」という歌があります。古代進とデスラーの、友情にも近いライバル関係を歌い上げた曲で、今も根強い人気を誇っています。
ですが、この曲は『ヤマト2』のテーマソングではありません。『さらば』のテーマソングなのです。今日から見れば、『ヤマト2』は後の『新たなる』『ヤマトⅢ』に続く「古代とデスラーの友情」を作り上げる起点となった作品であり、ここに「好敵手」のイメージはよく合います。一方『さらば』では、ヤマトに対する復讐を誓うデスラーと地球を救おうとする古代の対決が描かれ、デスラーはそこで自ら死を選びました。友情めいたものは芽生えるのですが、直後に死別してしまうので、『さらば』はあまり「好敵手」のなんたるかが掴みづらいと言えます。
そこで今日は敢えて、『さらば』における二人がなぜ惹かれ合ったのか、を考えてみましょう。
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