ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

宇宙戦艦ヤマト 復活篇

THE ALFEE「この愛を捧げて」に継承された旧『ヤマト』の精神

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』主題歌であったTHE ALFEE「この愛を捧げて」は、作詞の高見沢俊彦さんが『さらば宇宙戦艦ヤマト』ファンであったこともあり、『さらば宇宙戦艦ヤマト』、および主題歌「ヤマトより愛を込めて」へのオマー…

【ヤマト復活篇】古代が上条から引き金を奪った理由

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマト復活篇』09年版のラストシーンは、迫りくるカスケード・ブラックホールに対して、”6連発の波動砲を一度に放つ”ことによって地球の危機を乗り切る、というものでした。 この過程で、タイトルにも書いた場面が登場します。波…

【これからのヤマト】キーワードは「復権」

こんにちは。ymtetcです。 〇ご報告 【ご報告】……が遅くなりましたが、FGT2199さんと同じく、私ymtetcも『宇宙戦艦ヤマト 黎明篇 アクエリアス・アルゴリズム』の献本をいただくことになりました。(続く) pic.twitter.com/B3hUMRvZTy— ymtetc (@ymtetc) 20…

【ヤマト黎明篇】『アクエリアス・アルゴリズム』とは何か?

こんにちは。ymtetcです。 いよいよ、9月27日に発売を控えた『宇宙戦艦ヤマト 黎明篇 アクエリアス・アルゴリズム』。Amazonからの発送メールも届き、いよいよ、といった感じです。 さて、「アクエリアス・アルゴリズム」カテゴリを覗いてみても分かるように…

『ヤマト復活篇』が一部のヤマトファンを惹き付ける理由

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマト復活篇』は、近年の『ヤマト』でも特別な立ち位置を占めていると思います。あれほど批判を受けたのに続編を望む声が根強くあり、多くの二次創作を生み、ついには『ヤマト黎明篇』という公式の新作が誕生するに至った。リメ…

横山論文を読む:『ヤマト復活篇』へのまなざし

こんにちは。ymtetcです。 https://t.co/Rcd1eQQNPD時折「宇宙戦艦ヤマト」で論文検索をかけてみるのですが、研究論文の体裁で『さらば』と『2202』を比較した成果が発表されており大変驚きました。とはいえ、『宇宙戦艦ヤマト』はもっと学術研究の対象にな…

【ヤマト復活篇】「地球滅亡」という試み

こんにちは。ymtetcです。 前回の記事では、『2205』でガミラスが滅亡する可能性に言及しました。そこで想定したのはあくまでガミラス星の滅亡であり、ガミラス人やガミラス帝国の滅亡ではありません。 同じように、地球が滅亡することと、地球人類が滅亡す…

『ヤマト復活篇』を「復活」させる方法

こんにちは。ymtetcです。 〇『復活篇』の今 〇なぜ『復活篇』か 〇『復活篇』の課題 〇『復活篇』のその先に 〇『続ヤマト』 〇おわりに 〇『復活篇』の今 「第一部完」とラストシーンに掲げ、三部作を公言しながら、第二部、第三部の公開が事実上白紙状態…

『宇宙戦艦ヤマト』における「西暦」の壁

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』シリーズには、種々の限界があります。一つに、最近活発に記事にしてきました、『1974ヤマト』の世界観から抜け出せない、といったものがありました。ただそれは、『Λ』によって新しい第一歩が切り開かれつつあ…

小林メカに「自己照明」が頻出する背景?

「西崎学校」

【ハイパーウェポン2009】羽原さんの語る「ヤマトらしいメカ」

ハイパーウェポンです。 今日は、スーパーアンドロメダのページを読みたいと思います。 このスーパーアンドロメダが損を食っているのは、旧来のアンドロメダを思わせるような演出やシーンが存在しないことです。 実は、デザイン的にはかつてのアンドロメダの…

【ハイパーウェポン2009】ヤマト格納庫

ハイパーウェポンです。 今日は復活篇当時、批判の嵐が作品に吹き荒れる中、数少ない「これはよかった」という意見の見られるポイントだった、ヤマト格納庫のページを見ます。 初めてコスモパルサーが出撃するこの一連のシーンで、小林誠曰く難関だったのは…

【ハイパーウェポン2009】復活篇の「大倉ヤマト」――2

こんにちは。ymtetcです。 「大倉ヤマト」見ていきましょう。 昨日「レーダーが船幅より短い」「というより船幅が広い」という話をしました。 この「大倉ヤマト」は、小林誠曰く「1作目のイメージを持ったヤマト」だそうです。 1作目オープニングのイメージ…

【ハイパーウェポン2009】復活篇の「大倉ヤマト」――1

――2202のネタバレが嫌なら、2202以外の話をしてしまえ。

「副監督」という役職名

こんばんは。ymtetcです。 いまや小林誠の代名詞ともなっている「副監督」。 この「副監督」という役職名は一般的ではなく、一体何をする役職なのか分からない故に、違和感を覚える人も少なくないと思います。 今日は「副監督」はいかなる役職と規定できるの…

ヤマト復活篇とYAMATO2520の関係

こんばんは。

「復活篇円盤は売れた説」と2199

こんばんは。ymtetcです。 ヤマト2202第六章のブルーレイが一般発売になりました。 そろそろヤマト界隈にも違法動画配信マンが現れる頃なので、過去記事のリンクでも貼っておきます。

復活篇のCMが意外と面白そうな件──復活篇反省会

こんばんは。ymtetcです。 この間の記事で「このCMにドン引き!」みたいな形で復活篇のCM(特報?)リンクを貼ったのですが、それが案外面白そうに見える内容であることに気がつきました。 その理由は単純で「予告編から想像できる物語」が本編よりも面白い…

「シン・ゴジラ」になれなかったヤマト復活篇・実写版・2199・2202

こんばんは。ymtetcです。 昨日「シン・ゴジラ」の放送がありました。だからというわけでは全然ないのですが、今日はこんなタイトルにしてみました。 私は「シン・ゴジラ」が大好きなのですが、かといってゴジラシリーズが長年好きということはありませんで…

私とヤマト復活篇──新作ヤマトの意味

こんにちは。ymtetcです。 ここ数日、「復活篇」の記事が多くなっています。まだ書いていないので何とも言えませんが、今後もいくつか、復活篇の記事を用意しています。 最近の記事では「改善案」と題して、09年の映画ではなく、シリーズにおける立ち位置、…

「ヤマトファン」の年齢層と、復活篇リメイク私案の話。

こんばんは。ymtetcです。 結城さんのツイートで入れ替わりになりましたが、昨日公開予定だったものを今日公開します。久しぶりにハッシュタグを覗いていたら、これと同じ意見を書いている人がいて安心しました(笑) さて、この間の記事*1では「かつてのヤ…

復活篇をリメイクすべき理由、そして私的改善案

こんばんは。ymtetcです*1*2。 私は、復活篇をリメイクすべきだと考えています。こういうことを言うとすごく怒る人もいますが。 *1:通りすがり様、コメントに返信いたしました。<【参考資料】ヤマト2202「悪魔の選択」まとめ - ymtetcのブログ> *2:こん様…

復活篇は、ヤマト2199の反面教師である

こんばんは。ymtetcです。 恐らく皆様が読んだことのないような記事でしょうが、1年弱前、初期の初期に私はこんな記事を書いていました。

「白か黒か」ではない、私的復活篇&2202改善案

こんにちは。ymtetcです。 今日はそこまでオリジナル性のある話という訳ではなく、よくネット上で目にする意見を書いていきたいと思います。 復活篇・2202には色々と「改善すべき点」があるわけです。以下のように、両作品のそれを一つずつ取り上げながら「…

2202から「復活篇ぽさ」を感じてしまうのは

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』は、「監督:羽原信義」「副監督:小林誠」という布陣を敷いています。 両者は『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』(監督:西﨑義展)及び『宇宙戦艦ヤマト 復活篇 ディレクターズカット』(監督代行:…

ヤマト復活篇、円盤売上の話

復活篇は爆死? 案外、そうじゃないかもしれませんよ

「監督:羽原信義、副監督:小林誠」に何故期待を寄せたか

「監督」「副監督」としての力量に期待を寄せていました。

続・ヤマト2202と銀河:⑤「特殊能力」の定義、そして3・完結編・復活篇の共通点

こんばんは。ymtetcです。 前回は「番外編」として、シリーズの振り返りをやりました。 今日はまず、「特殊能力」の定義づけに挑戦します。次いで、完結編を「特殊能力」という観点から眺めていきます。そうすると、ヤマト3から復活篇に至る、共通点みたいな…

日曜日、なんだかかわいい西﨑さんの話。

こんばんは。ymtetcです。 今日は副監督のツイッターから、西﨑さんのエピソードをご紹介します。 内容をまとめると、こんな感じです。 胎動篇の頃 ヤマトの模型を作って2520ヤマトと並べることに 打ち合わせをするたび、西﨑Pからの要求がエスカレート(「…

副監督は復活篇第2部に乗り気ではない?

今度「俺ヤマト」に関する記事を書こうと思っていまして、それにあたって復活篇DC版のブルーレイを観ていたんですね。 すると、副監督(当時は監督代行)からこんな証言が。 「俺はディレクターズカット反対だったんだよ」 ちょっとびっくりしました。 印象…