ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

宇宙戦艦ヤマト2199/2202

【ヤマト2205】私の好きな「続編」

こんにちは。ymtetcです。 今日は私の好きな「続編」について書いていきましょう。 〇私は「続編」が好き 〇なぜ私は「続編」が好きなのか。 〇なぜ『2205』は私の好きな「続編」なのか 〇なぜ『2202』は私の好きな「続編」ではなかったのか 〇おわりに

【ヤマト2205 第一印象】新時代は到来したのか?

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマト2205』を観てきました。大変よくできた面白い作品だったと思います。 そして、前回の記事のタイトルは「【ヤマト新時代到来】 『黎明篇』『Λ』、そして『2205』」。実際に「新時代」は到来したのか。今日は『2205』を中心…

【これからのヤマト】キーワードは「復権」

こんにちは。ymtetcです。 〇ご報告 【ご報告】……が遅くなりましたが、FGT2199さんと同じく、私ymtetcも『宇宙戦艦ヤマト 黎明篇 アクエリアス・アルゴリズム』の献本をいただくことになりました。(続く) pic.twitter.com/B3hUMRvZTy— ymtetc (@ymtetc) 20…

【ヤマト2202】”ヒューマニズムの勝利”だけが『さらば』だったのか

こんにちは。ymtetcです。 2205のキャラメカ設定、必死に2199の背中を追いかけている感じがして、かわいいですね。— ymtetc (@ymtetc) 2021年9月22日 先日、『ヤマト2205』のキャラクター、メカ設定が公表されましたが、私の感想は総じてこれです。 さて、そ…

【ヤマト2202】「これをヤマトでやる意味はない」と思ったら……

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマト2202』、特に福井さんの脚本に対して、しばしば「これをヤマトでやる意味はない」「こんな内容なら自分の(福井晴敏オリジナルの)作品でやれ」との意見が見られます。今日はこれに対して、考えていきます。

リメイクがまだ利用していない「ヤマトあるある」

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ、特に大ヒットした初代『ヤマト』と『さらば』には、一つの”あるある”があるような気がしています。今日はそれについて、考えてみたいと思います。

【宇宙戦艦ヤマト】みんなで「らしさ」を見つけたい!

こんにちは。ymtetcです。 「うん、いいね」。みんながそう思える『宇宙戦艦ヤマト』があればいいなと、いつも思います。そこで今日は、何度目かの話をしていきます。 〇まずは基本軸を固定すべき 〇多くの「物語」のアプローチ 〇基本軸をシンプルにするメ…

【ヤマト2202】「引きが強い」作劇を活かすためには?

こんにちは。ymtetcです。 2202。数話に跨る伏線があるので、「ん?」と思っても結論を焦らないほうがいいですよー。 — 高木⚓ 弘樹 (@takawokukuru) 2017年10月16日 『2202』は、「数話に跨る伏線」システムを採用しました。伏線を一度にすべて回収して…

【宇宙戦艦ヤマト】新旧のギャップを敢えて利用すれば……

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』の新作を作る時に問題となるのは、旧作の作風を重視するのか、それとも流行りの作風を重視するのか、という点です。今日は、その問題にひとつのヒントを与えてくれる動画を紹介し、どのようにこの問題を解決すれ…

【ヤマト2202】観客が物語に馴染めない理由は……

こんにちは。ymtetcです。 企画メモを読むと、福井さんは『さらば』を「ヒューマニズムという理想が過酷な現実に勝利するファンタジー」と解釈しています。そして『2202』のラストはまさに「理想が現実に勝利するファンタジー」。原作の分析とリメイクの内容…

第676話「白熱! 『2199』『2202』サブタイトル論争!!」

こんにちは。ymtetcです。 デーダー役の天田益男です。是非みなさん観てください。 pic.twitter.com/cHdSKrpbfQ — 天田益男 (@58masuo) 2021年8月9日 意外なところから、『2205』第4話のサブタイトルが公開されました。同じ時期に、結城さんや枝松さんなどの…

「過激派」ヤマトファン発生メカニズム:ファンとスタッフの年齢差

こんにちは。ymtetcです。 リメイク・ヤマトをめぐる賛否はもちろん、世代論では語り尽せません。 いわゆる「オールドファン」「古参」「旧作リアルタイム世代」などと呼称される世代のファンであっても、リメイクに対しては一人ひとりの向き合い方がありま…

【リメイク・ヤマト】保守的なファンが求めるのは「原因」の変化

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』に限らず、リメイク作品は旧作を作り直す、あるいは再構築する、あるいは再生することを求められます。その中で、時代に合わせて変化していかなければならないものも当然あるでしょう。しかしそれは、保守的なフ…

【ヤマト2202】少しだけ物語を「わかりやすく」する方法

こんにちは。ymtetcです。 今日は『ヤマト2202』の物語をほんの少しだけ「わかりやすく」する方法を、後出しジャンケンで提示してみたいと思います。 まずはこちらの引用文をご覧ください。 テレサの声「強い"想い"は、ときに定められた未来を変えてしまう」…

2199ファン的視点から見る『ヤマトという時代』のいいところ

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマトという時代』は、来たるべき『2205』にむけて、『2199』と『2202』の情報を整理する役割を果たす映画でした。 そんな『時代』のいいところとは、どこにあるのでしょうか。 今日は「2199ファン」的な視点から、これについて…

【ヤマト2202】2クールアニメとしての誤算

こんにちは。ymtetcです。 ようやく『マクロスΔ』を観終わりました。やはり2クールは現代に合わない気がします。作り手もどこかで限界がくる。その意味で、『2205』が全8話なのは悪くないかなと。— ymtetc (@ymtetc) 2021年6月18日 最近「2クールは現代に合…

【休】『さらば』と『2202』第25話、第26話の話

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマト2202』は第25話ではなく第26話で感動するように設計されている……という話は何度もしていきたいです。— ymtetc (@ymtetc) 2021年7月1日 今日は、昨日のTLをにわかに騒がせていたこの話題について、考えたことを書いていきま…

【ヤマト2202】最終話こそ「福井版『さらば』」

こんにちは。ymtetcです。 ああ、『2202』は『さらば』のリメイクだったのかとようやく腑に落ちました。第25話ではなく最終話こそが、『さらば』のリメイクとして作られているのですね。もう少し整理して、今度ブログの方に書きます。— ymtetc (@ymtetc) 202…

【休】福井さんが古代を苦しめるのは……

こんにちは。ymtetcです。 いつもあたたかいコメント・反応をありがとうございます。 すごく忙しいわけではないのですが、日曜日に休んでいたら仕事が終わらない、そんなこともあります。 さて、今日は即席ですが、私が気になっていたことを考えてみたいと思…

【ヤマトという時代より】古代とズォーダーに共通する「あきらめ」

こんにちは。ymtetcです。 映画『ヤマトという時代』では、真田の目を通して「古代がどのような選択をし、どのようなことを考えて生きてきたか」が描かれました。その結果、映画の感動そのものは『2199』『2202』の域を出るものではなかったものの、作り手の…

【ヤマトという時代】古代進による「命の選択」と……

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマトという時代』には、皆さまそれぞれにとっての新しい解釈が盛り込まれていたことと思います。 その中で今回私が驚いたのは、『2202』第七章のとあるシーンの新解釈でした。

【2202解釈】今更ながら、『2199』デスラーの行動を考える

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマトという時代』で改めて分かったことがいくつかありますが、今日はそうではなく、『ヤマトという時代』を観てようやく、私が気づいた部分について書いていきます(笑)。映画の深い内容ではありませんが、ご了承ください。

「シン・好敵手」な『宇宙戦艦ヤマト』があってもいい

こんにちは。ymtetcです。 一昨日、こんなツイートをしました。 他作品とのネタ被りをある程度容認するのなら、例えば古代進と全く同じ考え方を持つ人物を敵方のトップに据えた『宇宙戦艦ヤマト』を作ってみてもいいのかな、と思います。相手も相互理解の大…

いただいたコメントから:『ヤマト』シリーズの「敵」像

こんにちは。ymtetcです。 先日の記事「『ヤマト完結編』がシリーズ入門編になり得る可能性」に、Aizengald様よりコメントをいただきました。 そもそもディンギルは「女子供をすべて見捨てて」脱出した時点で滅亡確定してます(映画の冒頭10分間くらいですか…

コメントに答えて:自己犠牲とは、愛とは

こんにちは。ymtetcです。 前回の記事「横山論文を読む:『ヤマト復活篇』へのまなざし」に対して、アシュラッド帝国皇帝様よりコメントをいただいたので、今日はそれにお答えする形で記事を書いてみようと思います。 (略) 西崎氏と松本氏が大きく対立し、…

横山論文を読む:『ヤマト復活篇』へのまなざし

こんにちは。ymtetcです。 https://t.co/Rcd1eQQNPD時折「宇宙戦艦ヤマト」で論文検索をかけてみるのですが、研究論文の体裁で『さらば』と『2202』を比較した成果が発表されており大変驚きました。とはいえ、『宇宙戦艦ヤマト』はもっと学術研究の対象にな…

【ヤマト2202】「世界が、変わる」とはなんだったのか

こんにちは。ymtetcです。 先日サブスクで『マクロスΔ』を観ていたら、関連作品に『2199』が表示されました。これこそ、私の想定していたサブスクのメリットです。SF・宇宙もののアニメファンに『2199』『2202』が届くといいですね。 さて今日は、リアルタイ…

サブスク時代を迎えた『2199』と『2202』

こんにちは。ymtetcです。 サブスク主要サービスにおける『ヤマト2199』『ヤマト2202』の配信がスタートしました。既にサービスに加入している人ならば追加料金なしで、『2199』『2202』の各26話が楽しめる時代がやってきました。 それに伴って、Twitterでは…

ガトランティスの強大さと綻び:『2202』第12話シナリオを読む

こんにちは。ymtetcです。 今回は「元気な古代──『ヤマト2202』第11話シナリオを読む」の続き……というと恐ろしい感じがしますね。一年近くこのシリーズを放置していたのは、第12話のシナリオがおおよそ本編と似たような要素で構成されていたからです。 とこ…

「帰納法」で作られた(?)『エヴァ』と、”リメイク”の話。

こんにちは。ymtetcです。 前回の記事でお伝えしたブログレイアウトの変更ですが、結局サブブログをメインブログの書式に合わせることにしました。こちらの方が見てくださる方は多いので、あまり変化という変化にはなりませんでした。 今日は前々回、「なぜ…