マシだというお話です。
無論、トロロッソのお話。
今回のバクーは超絶長いストレートを要するという所で、これまで武器であった直線での速さも今回は影を潜めました。
上海での失敗から見直したパッケージ特性と、ホンダのパワー不足の両方が言えるでしょう。
とはいえ荒れたレースを2台が完走し、これまで苦しんできたハートレーが初ポイントをゲット。
他のパワーユニットメーカーと信頼性で肩を並べつつあるからこそ、この結果がもたらされたと言えるでしょう(ガスリーは接触で後退)。
しかし、「風」が弱点であることが分かった上でのこのバクー。強風で苦しいコンディションだったとはいえ、やはり遅すぎるトロロッソ。
素晴らしいパフォーマンスを見せた唯一のレースがバーレーンのナイトレース、つまりは特殊なコンディション下のレースである、というのも気になります。
ジェームズ・キーは近年安定して質の高いクルマを作ってきている印象がありましたが、今年はどうなんでしょう?
一定の条件下でめちゃくちゃ速いマシンというと、彼がフォースインディアで携わった2009年を思い出しますねぇ。