ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

副監督論争を整理してみる

ヤマト2202の副監督を現状嫌う人間は決して少なくありません。多いとも言えませんが。

しかし、嫌っている人々も、その嫌い方は様々あり、副監督のことを嫌っている人間の中にも様々な潮流があるのです。そこを無視して「副監督を嫌ってる人間ってこうでしょ」とまとめてしまうのはよくありません。ということで、私の考える範囲で論点を整理してみたいと思います。

副監督論争には、以下の6つの論点があるのではないでしょうか。

  • メカデザが合うか合わないか
  • 作品のクオリティが許せるか許せないか
  • Twitter上でのブロックが許せるか許せないか
  • Twitter上での暴言が許せるか許せないか
  • Twitter上でのネタバレが許せるか許せないか
  • ネタバレそのものが許せるか許せないか

まず一つ目は、彼の個性的なメカデザが合うか合わないかです。これは単純な好みの問題です。

二つ目は、2202本編のクオリティが許せるか許せないかです。これも好みの問題ではあります。しかし、本編のクオリティ如何をすべて副監督が左右している訳ではありませんから、クオリティが気に入らないからといって彼だけを叩くのはどうかと私は考えます。

三つめは、Twitter上でのブロックが許せるかどうかです。Twitterのブロック機能はユーザー個人に与えられた権利なので自由だという意見と、作品スタッフがファンをブロックするのはいかがなものかという意見があります。

四つ目は、Twitter上での暴言が許せるか許せないかです。何気ない感想ツイートをしているファンに対してリプを投げつけることがあります。これを暴言とするか、あるいはしないかという論点であるとも言えるでしょう。

五つ目は、Twitter上でのネタバレが許せるか許せないかです。なぜ六つ目と分けたかというと、「拡散しなければOK」という人がいるからです。(私ですw)

六つ目が、ネタバレそのものが許せるか許せないかということです。「拡散しなくてもネタバレはダメだ」という人もいますからね。

このように、多様な論点で「反副監督」が生じていますから、それ故に副監督批判は多岐に渡ります。「あれはいいけどこれはダメ」という判断基準は人によってそれぞれです。これら六つの論点を整理すると、皆様もご自身の意見を整理できるのではないでしょうか。

最後に、私の意見を上記に沿って整理してみたいと思います。

  • メカデザは好きではありません(嫌いでもありません)が、別にどうでもいいのでセーフです。
  • 作品のクオリティに不満がないわけではありませんが、全てが彼のせい、というわけではありません。
  • Twitter上のブロックは自由だと思います。現に私は彼をブロックしています。
  • Twitter上での暴言的リプはいけません。ファンを萎縮させます。
  • Twitter上でのネタバレは気にしません。というのも、拡散する人間がいなければ拡散されないからです。
  • よって、ネタバレそのものは気にしません。見なければいい話ですからね。とはいえ、SNSの特性上拡散を全く防ぐということは出来ません。なので、昔のようにブログか何かでやってくれたらベターなのになと思います。

このように整理できました。ぜひ皆さんもやってみてくださいね。

他にも論点があるぞ、という方はご指摘よろしくお願いします。