ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

「なんでもあり得る」続編のカタチ①「2202の続編」という名の2199続編

こんばんは。ymtetcです。

先月28日「宇宙戦艦ヤマト2202」の続編が発表されました。その内容・スタッフは未だ不明で、2199・2202で地球側メカのリデザインを担当された玉盛さんやCGを担当したサブリメイションの方々など、既にツイッター上で続編に言及された方でさえも、参加の可否やオファーの有無については明かしておられません。実際の所、本当に「2202の続編」なのかどうかさえイマイチ分からず、また、本当に実現するのかもよく分かりません。場合によっては、企画がまとまらず、スタッフも集まらないとの理由で頓挫してしまうかも。

このように、ネガティブなことを考えたらキリがありません。そこで今日は、ちょっとポジティブに「2202の続編」を考えてみます。何も決まっていない(ように見える)、何も明かされていない。見方を変えれば、それは「なんでもあり得る」ということです。

今日から、「2202の続編」に対して3つの可能性を考えてみます。まずは、「2199の続編」です。

◯2199の続編

2202は、2199の方針をそのまま堅持することはしませんでした。そのことで、2199ファンの一部から反発を受けたのは残念でなりません。

とはいえ、「宇宙戦艦ヤマト」というコンテンツは2199や2202という個別の作品よりも大きなパイを持ちます。より多くの人々に観てもらえる作品を目指す挑戦は、これからも続きます。よって、新作は「続編」であっても必ずしも前作と同じものを描く必要はない(もとより、リスペクトは必要である)と考えています。

これは「2202の続編」であっても同様です。必ずしも2202の方針をそのまま受け継ぐ必要はありません。変えるべき点は変えなくてはいけないのです*1

「変えなくてはいけない点」をどう変えていくか。変えた結果、どんな姿であるべきか。この上で、2199の方針に回帰していくのも一つの選択肢でしょう。

もちろん、「2202の続編」が制作可能になったのは、2202が数字を残したからに他なりません。ですが、2202が数字を残す過程において、2199が作り上げた「数字」の功績は見逃せません。思い切って、リメイクヤマトの世界観を構築した2199の方針に回帰するという道を選ぶことも有力な手立てとなり得ます。

具体的には、SF冒険アニメーションとしての「ヤマトⅢ」リメイク、PS版リスペクト作品としての「ヤマトよ永遠に」リメイクと、2199の方針は相性が良さそうです。

*1:どこを「変えるべき点」と判断するかは人それぞれ。「2202の続編」にあっては、彰司Pをはじめとした上層部がどう判断するか。