ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

諸事情によりお休みをいただきます。

こんにちは、ymtetcです。

今回は諸事情によりお休みをいただきます。誠に申し訳ございません。

『Λ』最新話も公開されましたので、次回は『Λ』を取り上げるつもりです。じわじわと風呂敷を広げておられるようで、じりじりとした緊張感がありますね。

 

さて、今日はずっと前に「取り上げるまでもないけど気になる話だな~」と思っていたことを書きます。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、

守秘義務を負っていると思われる、アニメ副監督が、SNSでネタバレをしているが、罪には当たらないのか? | ココナラ法律相談

『ヤマト2202』副監督の小林さんのツイートについて、法律相談をされた方がいたと。

これに対して中尾田弁護士は

  • ネタバレの行為と損害の因果関係が相当程度認められないと、刑事裁判にはならない
  • 製作委員会と副監督の間の契約が守られているかを問う民事レベルの話となる

と回答されています。非常に短い回答ではありますが、それだけにシンプルで分かりやすいな、と思いました。

一点目については、副監督のネタバレが『2202』の収益に影響していたとは到底思えないので(副監督のツイート自体は『2202』の評判に大きく影響していたような気がしますが)、恐らく問題ないでしょう。

となると、問題になるのが二点目ですね。要するに副監督のツイート内容が、製作委員会と副監督の間で結ばれた契約に違反していないかどうか、です。

こうなってくるとファンとしては全く触れることのできない問題ですので、製作委員会に最終的な判断を下してもらうしかないです。そして、その結果が『2205』のスタッフ陣容なのだと思うほかありません。ただ、ネタバレが契約違反になったとかそういう話は聞いたことがありませんので、直ちに因果を結びつけることはできないのですが……。

むしろこれまで聞いた範囲で言えば、小林さんのツイート等々を含めた全体的な仕事ぶりを総合して判断した結果なのかな、と思います。個人的には、小林さん自身どこまで続編に携わる気があったのか、も疑問に思っている点です。

このように、この件は「終わった問題」ではあります。とはいえ同様の問題は今後も起こり得るわけですし、現に(副監督ほど直接的ではないにせよ)「SNSに作業中の写真載せる系」の監督さんも世の中に一定数いらっしゃるわけです。そういった方々を見る時、「ああ、この人たちは契約で認められた範囲でやってんだろうな」と思うだけでも、また見え方が変わってくるのではないでしょうか。

今日はそんな小話でした。時々こういったノリで書くのも、気楽でいいですね。