ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

【戦記ものヤマト】「防衛軍萌え」の可能性

こんにちは。ymtetcです。

前回の「戦記もの」の記事に、「2の土星沖をめぐる艦隊戦が適当ではないか」とのコメントをいただきました。私も同感です。今日は、「防衛軍萌え」の可能性について考えてみます。

前回取り上げた『クローンウォーズ』の魅力の一つに、個性的な「モブキャラ」があります。実写映画ではあまり見ることのできなかった、ドロイド(ロボット)兵士やクローン兵士たちの個性的な振る舞いを見ることができるのです。

ここで肝となるのは、ドロイドやクローンたちが、多くは見た目も声も全く同じだという点です。だからこそ、言葉遣いや考え方、振る舞いなどに「個性」がはっきりと出るわけですね。

これと同じことが、ヤマトでは「防衛軍の艦船」に言えるのではないでしょうか。

地球防衛軍の艦は、艦隊戦では「モブ」に近いと言えます。しかし、それぞれの艦には当然異なる乗組員がいて、異なる艦長がいます。そこ、個性が生まれるはずです。

個性が生まれれば、そこから新しい人気キャラクターが現れ、シリーズ世界はさらに拡張されます。それが既存作品のスピンオフならば、既存作品の評価さえ変えてしまうでしょう。

なお、これは防衛軍に限らず、ガミラス駆逐艦でも同じことが言えます。

このように、一見すると「モブ」である存在に個性を与えることで、シリーズは新たなステージに上がることができるのではないでしょうか。