ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

【ヤマト3199】予想を立てる上で気を付けたいこと

こんにちは。ymtetcです。

『ヤマト2202』と『2205』の2作品を経て、福井ヤマトのパターンも少し見え始めました。そこから、『ヤマト3199』の予想を立てる上で気を付けたいことがあります。今日は、そのことについて考えます。

それは、過去2作品において、福井さんは”作品と作品の間の2年間”にドラマを仕掛けていることです。

『2199』及び『方舟』において、「波動砲がなくてもやれる」を自信にかえて地球へ帰還した古代進たちは、『2202』冒頭の時点ですでに深い葛藤を抱えていました。

『2202』ラストシーンにおいて「明日への希望」を得て、救われたはずの古代進は、『2205』冒頭の時点ですでに深い葛藤を抱えていました。

すなわち、前作のラストでハッピーだったことが、次回作の冒頭の時点で覆っているパターンが二度も繰り返されたのです。これは『3199』にも受け継がれる可能性があります。

特に可能性が高いのは、土門竜介です。

『2205』では、土門を通じて「古代進の魂の復権」が描かれました。ざっくりといえば、『2205』冒頭時点で対立ぎみだった両者は、ラストの時点で和解したと言えます。

これが覆っている可能性すらあります。

あるいは、「魂の復権」を果たした古代進も、西暦2207年の新たな「現実」のなかで、再び葛藤の渦に巻き込まれているかもしれません。

このように、前作の状況を簡単に覆すことが起こり得る。『2205』と『3199』の間に流れている時間は、『2199』と『2202』、『2202』と『2205』の間に流れていた時間と同じ、2年間です。『3199』を予想する上では、この2年の間に何が起こるのか、少し考えてみる必要があるのではないでしょうか。