こんにちは。ymtetcです。
前回の記事で「『ヤマト』のこれからは前途多難」と書きました。今日は一つの結論として、ヤマト世代を中心とするヤマトファンが、今何ができるのか、何をすべきなのかについて、考えていきます。
〇『ヤマト』を完結させること
ヤマト世代がお金を落としてくれる、ヤマト世代が『ヤマト』を作れる今こそ、できること。やるべきこと。それは「『宇宙戦艦ヤマト』を完結させること」だと考えます。
〇「未完」の多い『ヤマト』
現存する『ヤマト』シリーズで、未完なシリーズが今もあります。それはリメイクシリーズや『2520』だけではありません。
実は、1974年に始まった第一作以来の『ヤマト』シリーズもまた、『復活篇(第一部)』で止まったまま、完結していないのです。
つまり『ヤマト』は、オリジナルシリーズでさえ「未完」な作品と言えます。
以前、一時的に実写版を再評価する流れがありましたが、それは実写版が完結しているからこそ生まれた流れだと考えます。もちろん、未完でも再評価は可能ですが、「未完である」という暗黙の事実は、間違いなく再評価の流れを阻害します。多くの批判を受けた『復活篇』も、第二部以降の出来次第によっては評価が変わるかもしれません。
〇再評価の土壌を整える
『ヤマト』を我々が意図的に次世代に継承することは難しい状況です。しかし、後世において社会が『ヤマト』を必要とした時、再評価されるために必要な土壌を整えておくことはできます。そのために今できること、今すべきことは、「未完」になっている既存シリーズを、いかなる手段を用いても完結させることだと考えます。
これらの全てを完結させることができるのは、ヤマト世代がお金を落としてくれる今しかありません。
リメイクシリーズはともかく、『復活篇』や『2520』の完結には困難がつきまといます。それでも、これがラストチャンスだと思えば、また、これが『ヤマト』を次世代に継承するためにできることだと思えば、チャレンジしてみる価値はあるのではないでしょうか。