ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

【全世代にオススメ】音楽劇としての旧作『ヤマト』の楽しみ方

こんにちは。ymtetcです。

今日この曲を聴いていたのですが、なんだか旧作『ヤマト』の音楽を思い出しました。


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そして思い出したのが、『復活篇』後、『2199』前の時期に、当時中学生だった私がやっていた旧作『ヤマト』の楽しみ方です。サンプル数が極めて少ない+特殊な例ですが、中学生が楽しめたということで、全世代にオススメしておきます。

では、旧作『ヤマト』をどのように楽しめばよいのでしょうか。

私は旧作以来の『ヤマト』ファンではありますが、正直なところ、同世代や若い世代に旧作を勧めようとは思いません。やはり、旧作は色々な意味で古すぎる。

ただその中で、全く色あせていないのが音楽だと私は考えています。耳に残る宮川節のメロディラインに、西崎P仕込みの大胆なアレンジたち。今の若い世代すべてに受け入れられるとは思いませんが、今の若い世代であっても誰かしらは必ず”ハマる”魅力を持っていると考えています。

そこで提案したいのが、「音楽劇としての『宇宙戦艦ヤマト』」を楽しむことです。

手順は以下の通りです。

  • 旧作『宇宙戦艦ヤマト』のサントラを入手する(作品は何でもよい)
  • 好きなアルバム/曲と出会う
  • 好きなアルバム/曲を繰り返し聞く
  • 旧作『宇宙戦艦ヤマト』本編を観る(サントラとタイトルを合わせる)

まずは音楽から入り、音楽に”ハマって”から、本編を観る。これが楽しいのです。

大好きなこの曲、あの曲が、どんな場面で使われるのか? 同じモチーフのメロディがどこで流れるのか? 別アレンジの曲が流れることもありますね。

旧作を同世代に勧めにくい理由として、私は「作画」や「脚本」があるのですが、音楽なら自信をもって勧めることができます。音楽を中心に観ていくやり方ならば、全世代に自信をもって勧められます。

ちなみに作品は何でもよいですが、私は『完結編』がおすすめです。理由は作画がシリーズトップクラスであること、そして音楽が極めて贅沢であることです。留意点としては、宮川さんだけでなく羽田健太郎さんの音楽も入っているので、必ずしもすべての曲が等しく”刺さる”わけではない点くらいでしょう。

旧作シリーズは、現代作品として真っすぐに楽しめる作品は少ないかもしれません。しかし音楽劇として観れば、今でも十分に楽しめる作品だと私は思います。そして、旧作の音楽やメロディに精通しておくことは、リメイクシリーズの新作を楽しむうえでもきっと役立つはずです。

リメイクシリーズを観ていて「ヤマト音楽」に興味があるという方、最近はリメイクシリーズばかり観ていてしばらく旧作シリーズはご無沙汰という方に、ぜひオススメしたい鑑賞法です。