私が論を立てるのが上手くないことは、これまで読んでおられた方であればよく分かると思います。
そこで、今日は論点だけ提示したいと思います。
今ここで、2202を渦巻く二つの批判意見を述べておきましょう。
◯2199と作風が違う!
◯復活篇の匂いを感じる!
これら二つの意見はどちらも妥当だと思います。そして、両立する意見でもあります。
これらの問題について、以下の二つの論点から捉え直してみましょう。
◯そもそも初代ヤマトと「さらば」の間にギャップがあったのではないか?
◯復活篇は「さらば」の影を背負っているのではないか?
「さらば」は衝撃作ということですから、予想を裏切っているという点で恐らく初代ヤマトとは少し趣が異なるでしょう。
そしてその「さらば」の大ヒット以降、ヤマトは「さらば」自身の影響を受け続けています。
大村さんの特攻など、復活篇も悪い意味で「さらば」の影を背負っているとも言えるかもしれませんね。
今日は、リメイク対象である旧作から、この2作品を捉えてみようというお話でした。
こういう論点もあるかもしれないね、ということで、何か議論のヒントになれば幸いです。