ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

呟き:衝撃の結末とは

「ラスト五分──涙とともに、あなたは衝撃の結末を目撃する。」(公式キャッチコピー) 「ラスト、未体験の衝撃があなたを待つ──。」(アマゾンキャッチコピー) どちらも『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇』のキャッチコピーです。 たまたま…

2202を捉え直す二つの観点

私が論を立てるのが上手くないことは、これまで読んでおられた方であればよく分かると思います。 そこで、今日は論点だけ提示したいと思います。 今ここで、2202を渦巻く二つの批判意見を述べておきましょう。 ◯2199と作風が違う! ◯復活篇の匂いを感じる! …

短文一考:土星決戦2202に期待すること

昨日ついに、連続投稿が途切れてしまいましたね。 率直に言って忘れていました。残念です。 さて、いよいよ第五章も5月に迫ってきています。 ここで、土星決戦を振り返ってみましょう。 地球艦隊とガトランティスが激突する土星決戦は、第五章では後半2話で…

呟き:アンドロメダ型空母アポロノーム

アポロノームのプラモデルが発売されましたね。 五章までほとんど出番のないアニメ本編とは裏腹に、プラモでは様々な角度から眺めることができます。 また、未だ尚このアポロノームのデザインを良しとせず、いわば「俺アポロノーム」をネット上にアップされ…

短文一考:「ホンダF1」って。

今日は私の言いたいことをぶつけてみたいと思います。 昨日のトロロッソ・ホンダの走りは当然期待を裏切るものでした。昨年までのマクラーレン・ホンダにおけるホンダの仕事もそうだったのは間違いありません。 しかし昨日の結果に対して、こんな旨の意見が…

F1オーストラリアGP 私的メモ

レーススタート、各車順調にフォーメーションラップへ。 スタート。大きな混乱なし。 ハミルトン、ライコネン、ベッテル、マグヌッセン、フェルスタッペン。 ハートレイがピットイン、ソフトに変更。 ガスリーp17、ハートレイp20。 マグヌッセンvsフェルスタ…

短文妄想─スターウォーズep9のレイア─

キャリーフィッシャーが亡くなり、昨年末に公開されたep8『最後のジェダイ』が彼女の遺作となりました。 ルーカスフィルムはCGによる彼女の復活を否定し、恐らくep9における彼女の出演はないでしょう。 しかし「レイアオーガナ」をこのままスターウォーズの…

短文一考 ─ヤマト2199に足りなかったもの─

ヤマト2199に足りなかったもの。 それはしばしば「悲壮感」と呼ばれるもの。 しかし「悲壮感」といっても何が足りないのか、 「悲壮感」を持たせるにはどうすれば良かったのか。 今日はこの点について仮説を立ててみます。 私達は今一度「放射能」を振り返っ…

短文一考 ─ヤマトとは「大いなる和」─

グレイトハーモニー。(大いなる和。) これは『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の主題歌です。 https://youtu.be/mPn_CNDLHrs (↑めちゃくちゃ好きな動画) 「ヤマトとは、大いなる和」 これは『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』のセリフ。 https://yout…

短文一考:結局、エヴァって……

新世紀エヴァンゲリオン(1995年)から、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年)に至るまで。 「エヴァ」シリーズはこの20年もの間「考察厨」の人気を集めてきました。 しかし、いわゆる「考察スレ」では、こんな言葉が定番になっています。 「庵野(監督)…

ヤマトシリーズはマンネリなのか─敵の動機─

旧作ヤマトシリーズを振り返る時に、こんな評価がしばしば下されます。 「毎回宇宙の彼方から敵が攻めてくる」 「マンネリ」 今日は、ヤマトの戦う「敵」の動機から、これらの評価について考えてみたいと思います。 まず、ヤマトの戦う敵の動機は、大きく二…

2202、第1話の是非

最近、スマホからの投稿が多くなっています。 スマホからツールを使いこなすのは難しそうです。 なので最近は「一文を短くする」ことに気をつけています。 読みやすいでしょうか、読みにくいでしょうか。 さて、ヤマト2202を激推ししている私でも、ナンバー…

「さらば」リメイク形式の是非

みなさん、ヤマト2202というと、どちらのイメージでしょうか。 さらばのリメイク? 2199の続編? どちらかと言うと、前者なのかもしれませんね。私は後者推しですが。 今はとりあえず「さらば」リメイクの可能性を、2202という先入観を取り払って考えてみて…

関係者によるネタバレの是非─ヤマト2202─

最近、ツイッターを賑わせている副監督ツイッター問題。今日はその中でもネタバレの是非について考えてみたいと思います。 まず述べておきたいのは、私自身はネタバレを避けたい人間であるということです。 なので、副監督の行うネタバレを私は許せませんし…

日本人のF1は「リーマンショック」で止まっている!

今日は突然ですが、モータースポーツ、F1のお話をしてみたいと思います。 日本のF1ブームというと、1980年代から90年代前半のアイルトン・セナ人気によるブームを指し、そのセナの不幸な死によってブームが終焉した、と言われるのが一般的です。 しかし、201…

副監督ツイッターは〈公式〉なのか

本当はツイッターに書きたかったのですが、副監督はよくエゴサをされているので、ここにまとめておきたいと思います。 ──副監督擁護か? と、皆さんは思われるかもしれませんが、何卒よろしくお願いします。 さて、2202の小林誠副監督がツイッター上で頻繁に…

2202 ─第13話:古代進の涙─

昨日はデスラーの話するって言ったじゃん! と、言われそうですが、今日は予てから用意していた13話のお話をします。 13話の主人公は、やはり古代進とヤマトクルー、だけではなく、ゴーランド親子もそうでしょう。 砂龍狩り=親子・家族を根絶するという「愛…

2202─悪魔の選択:今は「ご都合主義」に耐える時?─

さーて、来週の宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たちは? (テケテケテ) 古代です。民間人の教授が抜け出したので、遺跡まで追いかけていくことにしました。するといつのまにか気を失っていて、目の前には遺跡に呼びかける教授の姿が! お前は、誰だ? 次回『ズ…

ヤマトシリーズの未来を妄想する

一昨日「若い世代のリメイク」という夢物語をお話ししましたが、もう一つ私が妄想していることがあります。 それは、今このリメイクシリーズに望むことです。 先日、にわかに復活篇を見直そうという動きがツイッター上であった際、復活篇を嫌うファンの方々…

『ローレライ』と、ヤマト2202の今後

こんにちは。 今日はあまり時間の余裕がないので、ちょっとした小話をしたいと思います。 とはいえ、今日はローレライとヤマト2202を徹底的に比較するような、検証記事ではありません。ふと、両者の共通点のようなものを見つけた気がしたので、ここにまとめ…

「嫌なら観るな」はあり得ない! ヤマトを未来へ繋ぐ二つのエネルギー

こんにちは。 最近ヤマト界隈で「嫌なら観るな」という会話が交わされているのを目にしました。 この「嫌なら~」という構文、使ってしまいたくなる気持ちはとてもよく分かりますし、こうして今日この言葉を批判する私自身も、使いたくなったことは何度もあ…

宇宙戦艦ヤマト2202について その11 ―6話・7話(8話):推測は真実ではない?―

今日は試しにアプリをダウンロードして、スマホから書いてみようと思います。 例によって、6話と7話をセットでお届けします。それと、少し8話の内容にも言及します。 公開前は、いよいよ7話で波動砲問題が解決か、と思っていたのですが、そんなことはなく、…

脱線:新海誠の世界

色々なことを書きたいな、書きたいことを書きたいなと思っていたのですが、気づけばヤマト愛が炸裂してヤマトの話ばかり。 昨日の流れを汲んで6話、7話のお話をしても良かったのですが、一度脱線をしてみたいなと思っています。 ということで、今日は新海誠…

宇宙戦艦ヤマト2202について その10 ―4話・5話:沖田艦長の代理―

外を歩いていると、目がかゆくなる季節ですね。 いきなり4話と5話をセットにし始めたので、いよいよ手抜きか?とお思いでしょう。 手抜きかどうかと問われれば「イエスでありノー」(実写版案外好きなんです)と答えることとしましょうか。 2話の時みたいに…

宇宙戦艦ヤマト2202について その9 ―3話:岡さんの案と2202―

この季節は何だか眠たい日々が続きますね。今日は3話です。 「衝撃・コスモリバースの遺産」 と題されたこの3話は、第二章のオープニングエピソードとしてはバッチリだったのではないでしょうか。 基本的に舞台となったのは地球・月・第11番惑星。 駐在武官…

宇宙戦艦ヤマト2202について その8 ―2話:助けを求めて?―

昨日申し上げた通り、今日は「論」という一文字を消し去ってみました。 随分と気楽になった感じがします(しません)。 自爆するガトランティス兵 大きな文字で自爆と書くと迫力がすごいですね。『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第二話は、いきなりガト…

私的宇宙戦艦ヤマト2202論 その7 ―1話:古代艦長、希望のフネ・ヤマト―

いよいよ題名から「論」の文字を消し去る頃合いだろうか、とも思いながら、今日も論理的でないお話を繰り広げていきます。 実は今日、とっても13話について語りたいなぁと思っていたのですが、いきなり13話から始めるのも格好が悪いとか何とか思いまして、1…

私的宇宙戦艦ヤマト2202論 その6 ―「現代ヤマト」のアプローチ―

2202を取り巻いて私がモヤモヤしている所は少しずつお話しできたかな、なんて思っている今日です。そこで今回のテーマは少し広めの視野をとりたいと思います。 標記の「現代ヤマト」とは何か? この記事では 宇宙戦艦ヤマト 復活篇 第一部(2009年) SPACE B…

私的宇宙戦艦ヤマト2202論 その5 ―2202は「後期2199」の続編!?―

昨日までの記事を読み直すと、なかなかひどいものがありますね。 結局何が言いたいねーん、という。 ともあれ完了主義で気楽に練習していきたいなと思っている次第であります。 今日は2202のお話です。 標記の、 2202は「後期2199」の続編!? というのは私の…

私的宇宙戦艦ヤマト2202論 その4 ―「後期2199」と「2199」総括―

こんにちは。 昨日の記事で言いたいことは全て言った感はあるのですが、ともあれ続けていきます。 今回は「後期2199」のお話です。 「後期2199」:第六章~星巡る方舟 という定義に関しては、昨日お話した通りです。 ではまず、「後期2199」の特徴について、…