ymtetcのブログ

ヤマト他、モタスポなど色々なことについて考えていくブログです。

【ヤマト2202】「トランジット波動砲発射失敗」のリメイク的意味 その2

こんばんは。ymtetcです。

昨日の記事では、土星沖海戦から都市帝国決戦に至る『さらば』『ヤマト2』『2202』のそれぞれの流れを比較し、『2202』は旧作からそれぞれ

・『さらば』リメイク的要素:「トランジット波動砲(渦の中心核を狙え)」

・『ヤマト2』リメイク的要素:「奇襲作戦」「地球艦隊の波動砲による都市帝国出現」「ヤマトの戦線離脱」「ヤマトの改装(修理)」

を引き継いでいると指摘しました。そこから、

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【ヤマト2202】「トランジット波動砲発射失敗」のリメイク的意味 その1

こんばんは。ymtetcです。

宇宙戦艦ヤマト2202の原作には、『さらば宇宙戦艦ヤマト』(以下『さらば』)そして『宇宙戦艦ヤマト2』(以下『ヤマト2』)があります。

しかし、後者の『ヤマト2』について2202は、ヤマトV.S.アンドロメダや第11番惑星、チクワなど、設定やシーンにおいては受け継いでいても、2202という作品の根本的なテーマの部分では「愛のために死ねるか」「愛(する人)のためだけでいい」という『さらば』が中心*1で、『ヤマト2』はそれほど顧みられていなかったように思います。

そんな最中、ヤマト2202は第六章『回生篇』において突如として「死ぬな、生きろ」というヤマト2のテーマを語り始めました。いささか唐突に感じた人もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日から2回ほど、第六章で『さらば』から『ヤマト2』へと移行した2202のストーリー構成について考えていきたいと思います。その中で、第五章ラストシーンの「トランジット波動砲発射失敗」が、リメイク的に見て大きな意味を持っていることが分かりました。

*1:井:ひとつ言っておくと、「『さらば』のリメイクをお願いします」と俺は依頼されてます。」福井晴敏さん×桑島法子さんインタビュー『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第三章「純愛篇」上映直前! | アニメイトタイムズ

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【ヤマト2202】セリフの編集から振り返る第六章予告編

こんばんは。ymtetcです。

2199、そして2202では、予告編から想像していた内容と本編の内容が異なることがしばしばあります。特に2202では、ネガティブな意味で異なること(期待外れ)もポジティブな意味で異なること(期待以上)もありました。そして、第六章は後者でした。

そこで今日は、特報・劇場予告編・主題歌予告編に盛り込まれたセリフを、本編ベースに振り返ってみたいと思います。その過程で、予告編の編集を担当されている佐藤敦紀さんの、第六章におけるお仕事の一端についても考えていきましょう。

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もしもヤマト2199に続編がなかったら

こんばんは。ymtetcです。

最近は毎日第六章を礼賛するような記事を書いていましたので、たまには他の話題についても考えてみます。今日考えるのは、「もしも2199に続編がなかったら」どんなメリットとデメリットがあるか?です。

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【ヤマト2202】第六章はいかにして「ヤマト映画」となったか その3

こんばんは。ymtetcです。

「第六章はいかにして~」と題して、これまで二つの記事を書きました。

前回までの記事で問いの答えは私なりに出したのですが、他の考え方を追加してみたいと思いましたので、今回この記事を書くに至りました。

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【ヤマト2202】藤堂早紀のドラマと加藤三郎


『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第六章上映記念 愛の宣伝会議 ④

こんばんは。ymtetcです。

金曜日の「愛の宣伝会議」で、公式にネタバレが解禁されました。待ちに待った、福井晴敏による本編解説の時期がやってきましたね。

特に主役の一人である藤堂早紀について、この動画では他の媒体よりも深い解説がされています。今日はそれを踏まえて、以前よりも考えを深めていきましょう。

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【ヤマト2199】星巡る方舟から滅びの方舟へ【ヤマト2202】

こんばんは。ymtetcです。

ヤマト2202に登場する「滅びの方舟」。ヤマト2199の劇場版に登場したアケーリアス文明遺跡「星巡る方舟」を念頭に置いて導入された、旧作にはない新設定です。

現在公開中のヤマト2202第六章「回生篇」では、「薄鈍色の宇宙」など、2199劇場版のBGMが印象的に使用され、2199以来のファンとしては懐かしい気持ちになりました。

このように、第六章では随所に2199の「方舟」を思わせるような要素が登場します。ここで改めて、2202と2199の二つの「方舟」について考えてみたいと思います。

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