ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

【ハイパーウェポン2009】復活篇の「大倉ヤマト」――1

――2202のネタバレが嫌なら、2202以外の話をしてしまえ。

古の言い伝えです。今日からちまちま2009年のハイパーウェポンを引っ張り出して、読んでいきたいと思います。まずは4~5頁に掲載された、復活篇の「宇宙戦艦ヤマト」全景について、私感を纏めるとしますか。

さて、復活篇というと今は小林誠のイメージが強いのか、復活篇ヤマトに対しても小林誠がリファインしたものであることを暗黙の前提に、嫌悪感を示す人も一定数いるようです。

ただし忘れたくないのは、復活篇ヤマトの担当者は厳密には小林誠ではなく、全体イメージは大倉雅彦氏によるリファインである、ということです。

この「大倉ヤマト」、近年の「玉盛ヤマト」を見慣れていると違和感を感じるのは、先日の記事でも取り上げたレーダーの横幅と船幅の差でしょうか。「玉盛ヤマト」の場合は同じ幅であり、そこに小林誠の手が入るとレーダーの方が長くなったわけですが、「大倉ヤマト」の場合は、レーダーの方が短いのです。

というより、船幅の方が広いと表現した方が適切かもしれませんが。

これが一つの特徴と言えるでしょう。