ハイパーウェポンです。
今日は、スーパーアンドロメダのページを読みたいと思います。
このスーパーアンドロメダが損を食っているのは、旧来のアンドロメダを思わせるような演出やシーンが存在しないことです。
実は、デザイン的にはかつてのアンドロメダの延長線上に、後の2520に繋がるような趣を取り入れつつ、という、結構優れものなデザインを採用されているのですが。
本編での活躍がイマイチだったというのが主な原因でしょう。
ハイパーウェポンでは、かつてのアンドロメダを思わせるような角度からみた「拡散波動砲をチャージするスーパーアンドロメダ」のカットが掲載されています。これは結局、復活篇の限定版特典映像に入ったのかな?
艦橋にそびえ立つタワー状の構造物が、小林誠製の戦艦羅馬の「空き缶」を思わせてくれますが、その部分を除けばなかなかの良デザインに見えます。
さて、このページでは羽原さんが登場するので、それを紹介します。
他に開発中に「なる程」と思ったのは、羽原の「下方にボリュームをつけ過ぎぬ方がヤマトらしいのでは」という言葉。最終工程まで、新造アンドロメダには大きな第三艦橋部分があったのですが、その部分を外してみた方が、下方への収まりは良い。
他人の意見には耳をかしてみる物です。
何とも彼らしい態度と文章ですが、この羽原さんの言葉は一理あると思います。そして、私がグレートヤマトに対して抱いていた違和感を説明してくれた感もありますね。
この「下方にボリュームをつけない」方向性は、ある意味ヤマトが洋上艦艇をモチーフにして「宇宙は海」なる方針を採用していることと関係がありそうです。
2202のメカ、例えば小林誠のアレンジによるアンドロメダ空母も、下方にボリュームをつけない「ヤマトらしい」メカ作りがされています。
だからといって、上方にボリュームをつけていい、というわけではないのですが(笑)