こんちには。ymtetcです。
最近同世代の人と接することが増え、同世代の作品とも接するようになりました。
それと同時に浮かんできたのは、『宇宙戦艦ヤマト』というコンテンツの価値への疑問です。
『ヤマト』はこの10年、初期2199を除いては、常に「『ヤマト』を知る人」に作品を売ってきたと思います。
だから、誰にも薦められないんです。「面白い」と、自信を持って言えないんです。だって、世の中には『ヤマト』よりも刺激的な作品が多くて、同世代が求めているのはそっち。
例えば、『ヤマト』がほのぼの系だったら薦められたかもしれません。でも、今の『ヤマト』は刺激的な作品であろうとしています。戦闘シーンの迫力で魅せようとしているし、人間ドラマで泣かせようとしている。
なのに、そのほとんどが物足りないんです。
だとすれば、この作品を他人に薦めたところで、その人は満足してくれない。
だから、薦めない。
そんな思いに、最近苛まれています。
自分を育ててくれた『宇宙戦艦ヤマト』への、反抗期みたいなものかもしれませんね(笑)。
もう少し、言語化できたらと思います。