トロロッソ・ホンダのガスリーが、昨日の予選でQ3に進出し、なおかつ6位のポジションにつけるというサプライズをもたらしてくれました。
11番手のハートレーも「最終コーナーでミスした」とのことで、かなりクルマとしては戦闘力があったのでしょう。11番手というポジションも決して悪くはありません。
また、フリー走行では直線の速さも武器だったことを踏まえると、今日のレースでは期待できる要素も多いでしょう。
しかし、今日はフェルスタッペンがクラッシュで脱落、ミスしたグロージャンがQ1落ちと、トロロッソに味方した要素も多かったですね。
接戦を制したのは見事ですが、これで即座にトップチームと戦うだとか、表彰台だというのは少し違うでしょう。
とはいえ、ローダウンフォース気味なトロロッソにコース特性が合えばルノー、ハース、マクラーレンとも戦えるというのは良いニュースです。
そして、トロロッソにパワーユニットを供給するホンダ。ホンダとしては、今日の目標は開幕戦のトラブルを再発させないことになるでしょうか。
理想的にレース展開が運べば2台でのポイント獲得が期待できる予選順位です。しかし、上位を走っていてもトラブルを起こしてしまってはどうしようもありません。
今日のトロロッソ・ホンダが狙うのは表彰台ではなく、完走です。その上で、ポイントが取れるかどうか。
期待値が跳ね上がっていますが、あくまで敵は中団チーム、そしてハミルトン、フェルスタッペンに抜かれての7位が自力でのベストポジションでしょう。
期待せずに予選を待っていたら良い結果が出たので、今日も期待せずに待つこととします(笑)