2018年FIA F2第3戦スペインのレース2が5月13日に開催され、ジャック・エイトケン(ART)が優勝。福住仁嶺(アーデン)と牧野任祐(ロシアンタイム)はレース序盤に接触を喫し、揃ってリタイアとなった。
(http://www.as-web.jp/overseas/368719)
福住と牧野は共にホンダの育成ドライバー。リタイアという結果以上に、育成ドライバー同士の接触はホンダにとって心証の悪いものとなる。
F1を目指す若手二人ではあるが、スーパーライセンスの取得以上にホンダによる評価が必要だ。特に接触の原因となった福住にとっては反省の必要なレースになったといえよう。
福住はレース後、自身のツイッターを更新。
レース2はクラッシュしリタイア。
勿体ないですが、まったく悔いはありません。次も攻めます。とりあえず予選が遅すぎ🤷🏻♂️
(@Nirei_Fukuzumi)
自身の課題を予選に設定し、今回のインシデントに関しては「勿体ないが、悔いはない」と認識。ヨーロッパで戦うレーシングドライバーとしては必要なスタンスであろう。
一方、ヘイローによって頭部を守られ、九死に一生を得た牧野は未だツイッターを更新せず(22時現在)。しかしレース前には
スペインでお茶会しました🍵🍡
感動的に美味しかったです😂(@tadasuke0628)
と投稿しており、福住との親密さが伺える。
同門かつ同じ日本出身のドライバーとして良好な関係を築くことも大切だが、牧野にとってはレーシングドライバーとして、今回の接触について福住と話し合う必要がある。