ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

2199-2202論争の悲しみ

2199-2202論争とは、2199と2202のどっちが良い作品か?という論争のことを指します。

これ自体不毛な議論だと私は考えますが、とはいえ避けることは出来ない議論です。

そして中には、2202を擁護する文脈で2199を批判するような意見も。「お前ら2202が酷いっていうけどさ、2199もここが酷かったぜ!」という感じです。

このような意見を見ると思い出すのは、2199の頃のこと。

あの時も、2199を擁護する文脈で、旧作を批判する人間がいました。「お前ら2199が酷いっていうけどさ、旧作もここが酷かったぜ!」と。これはいわゆる「思い出補正」に対するアンチテーゼなのですが、何にせよ悲しいですよね。

それは自戒も込めています。私もどちらかといえば2202を擁護したい人間。2199の不満点を挙げろと言われたらそれなりに出せると思います。

しかし、私は2199も好きで、2012年の第1章からずっと付き合ってきました。これをDisるなんて、自分でも悲しくなってきます。

「前から2199が嫌い」な人は仕方ないですけれども、こういった論争は、双方を楽しんでいる身としてはやはり悲しいですね。やめろ!とは言いませんし、無くなるとも思えません。どうしたって「思い出補正」で語る人は居なくなりませんし、それに対するアンチテーゼも無くなりませんから。そこを具体的にどうこうしたいという話ではありません。

でも、悲しいですよね。ただ。