ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

W杯ポーランド戦論争

急に話題を変えます。ヤマトネタはあるのですが書く時間がないので(笑)

ラストのボール回し時間稼ぎがすごく批判されてるじゃないですか。その話です。

サッカーって割とああいう「談合」状態になることは良くあるんですが、今回のはすごくトリッキーで面白かったですね。というのも、普段の「談合」って、ポーランド戦で言うなら0-0でやるものなんですよ。無論、ポーランドがやる気を失っている前提ですけれども。まぁそんな感じで、大体の場合、自力で突破できる前提があって行われるんですね。

ですが昨日のは違います。セネガルが事故でも1点とったら敗退ですよ。撤退による敗退を恐れ「常に全力を尽くせ!」という特攻精神を持ったような並の人間なら、「攻めろ」としか指示できないんです。4年前の日本代表なら攻めていたと思うくらい。それくらいトリッキーな判断でした。ですから、相手が強豪国であることを踏まえつつ、最も突破の可能性が高い選択肢は何かを判断し、そして突破した訳です。プロの監督なら「当たり前」の判断ではありますが、その「当たり前」を冷静にこなせる監督こそいい監督なのです。その点は、さすが国内とはいえ実績のある監督だなと思いましたね。

ということで、実はあの判断はすごく面白かったのだと私は思います。今日はそのことを書いてみました。