おすすめヤマトメロディ：『新コスモタイガー・二人のコスモゼロ』（交響組曲『新宇宙戦艦ヤマト』第四楽章より）

こんにちは。ymtetcです。

毎回ちょっとマニアック（？）なタイトルを紹介しているこのシリーズ。今日は「知る人ぞ知る」名盤から、一曲紹介します。

アーティスト: TVサントラ,川島和子,ささきいさお,ミュージカル・アカデミー,宮川泰,阿久悠,シンフォニック・オーケストラ・ヤマト,ヤマト・スタジオオーケストラ
出版社/メーカー: 日本コロムビア
発売日: 2000/09/30
メディア: CD
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まずこのアルバムの成り立ちを簡単にご紹介しましょう。

アルバムのタイトルは「交響組曲 新宇宙戦艦ヤマト」です。

そもそも「新宇宙戦艦ヤマト」とは何か、といいますと、

こちらの作品です。

複雑な事情により西崎義展氏が「宇宙戦艦ヤマト」からフェードアウトしていた時代、松本零士氏の手によって、氏の漫画「宇宙戦艦ヤマト」の続編、というポジションで作られた作品だそうです。

時は西暦3199年、主人公は古代進32世という、私個人としては荒唐無稽だという印象が拭えない作品。今日紹介するアルバムは、そのイメージアルバムとして誕生しました。

それ故に、西崎義展氏がヤマトに「復帰」してきて以降、すなわち現在のヤマトにおいては、むしろこちらのアルバムの方が、ドロップアウトすることになりました。

よって現在は入手困難なアルバム……と思いきや、中古で買える！しかも安い！たまげました。『新宇宙戦艦ヤマト』再版の流れで安くなったんですかね？これは買いです。超買いです。あと、意外とレンタルショップ等に置かれていることもありますよ！

さて（急に冷静）。今日紹介するのは、このアルバムの中の「第四楽章」に収録されているメロディ『新コスモタイガー→二人のコスモゼロ』。

このメロディの最大の特徴かつ魅力はただ一点、

○流れるような美しいメドレー構成

です。

そのメドレーを構成するのはお馴染み『新コスモタイガー』と、少しマイナーな曲『二人のコスモゼロ』です。

原曲はこちらですね。

YouTubeに、何年も放置されている動画があるのですが、権利が気になりますのでここで紹介は致しません。

『新ヤマト』の方へ戻りましょう。

このアルバムは先述したように『知る人ぞ知る名盤』で、さまざまなヤマトメロディが重厚にアレンジされている見所の多いアルバムですが、こちらの『新コスモタイガー』も少し重めに、上品にアレンジされています（元が超軽いですからね）。

『新コスモタイガー』が終わると、流れるように『二人のコスモゼロ』へと繋がります。こちらも原曲よりも重いテンポで、上品にアレンジされています。

何がいいって、ホルンか何かの管楽器が（楽器はホント素人なのでここは間に受けないでください）ゆったり伸びやかにメロディをおいかけていくのが、心地よくて仕方ないんですよ！

これはこのアルバム全体の傾向です。

ぜひ買って！あるいは借りて！

確認してみてください！

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