ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

【雑感】ヤマト2202第六章「回生篇」特報


『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第六章 回生篇 特報

はじめに

昨日の記事では、一昨日公開された「特報」の第一印象を書いてみました。

ymtetc.hatenablog.com今日は、シーンごとにざっくり感想をまとめていきたいと思います。

松竹様

いつもお世話になっております。

最近これを見るとヤマトが浮かんでしまいますね。普段利用する最寄りの劇場ではヤマトを上映していないのでヤマトの予告が流れるはずはないのですが、これが出てくると一瞬ドキッとするんです。個人的な「あるある」。

「ここから先は通さない……(ヒュン)ガトランティス!」

このセリフは既出の第19話予告でも登場していますので特に思う所はないはずなのですが、間に挟まれる謎の効果音で笑ってしまいました。迫力はありますけどね。

銀河の艦橋は、第18話絵コンテ集の表紙に描かれていたようにヤマトと同じ構造です。しかし全体的に黒い。「ブラック」が第六章のキーワードになるようです。

BGM「火焔直撃砲」

BGMはこの曲。方舟が初出で、2202でも使われています。第五章では、インフェルノカノーネの場面で使用されましたね。2199以降、ヤマトのPVは「元祖ヤマトのテーマ」ばかりで正直飽き飽きしていましたので、嬉しい変化でした。まあ、特報は割と「元祖」使わないんですけど。

沈む(笑)ヤマト、コスモタイガー

沈むわけがない、沈むヤマト。初めは総員退艦中のシーンかと思いましたが、よく見るとコスモタイガーはヤマトの方を向いているので、これは多くの方が指摘するように「ヤマトを見捨てるわけにはいきません!」のリメイクである可能性が高いと思います。個人的にはこのセリフ、篠原に言って欲しい(声質的に)。

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この記事で、「第五章ラストはヤマト2の戦線離脱シーンに相当する?」みたいなことを書いていましたが、そういう流れになってきましたね。

徳川古代、ヤマトクルー、土方艦長

「全乗組員に告ぐ! 総員、退艦!」

総員退艦、ということで、やはりヤマト2を思い出しますね。総員ですから全員のはずですが、残ると言う人も結構いそう。元艦長代理と現艦長あたりでドラマがありそうです。

ついでに、雪の作画がちょっと結城さんぽくないですか?

最近はPVの時点から「この作画どうなのよ」というのが正直ありましたが、この特報に関してはあまり感じないですね。制作期間の長さが影響しているのかな、といったところでしょうか。

液晶テレビ付ゼルグート、ドレッドノートの時間差波動砲

スカカカーン! っていう音が凄く心地いいですね。

私は第五章の生き物じみた拡散波動砲よりも復活篇冒頭のようなスマートな拡散波動砲が好みなので、これは結構いいなと思いました。

臣民の盾こと液晶テレビが登場するということは、火焔直撃砲の再登場もあるでしょうか。

銀河、そして地球・ガミラス連合艦隊

ヤマトが一番映える角度、すなわち銀河が一番映える角度です。なので結構カッコよく見えるのですが、それを台無しにしているのがシャチハタ。

まぁ、いいでしょう(投げやり)

シャボン玉飛んだ、D級まで飛んだ

銀河の安定翼っぽいモールドから天使の輪っかが出現、そのおかげかD級には謎のバリアー(?)が。

強化型波動防壁とかでしょうか。2199でも波動防壁を可視化する演出がありましたね。

かっこいい初代艦長・藤堂早紀

アンドロメダと対峙した時の古代君を思い出す色味ですが、セリフの流れからして作戦室の描写でしょう。「ヤマトのボレロ」が聞こえてきそうな絵ですね。

こういった部分からも「ヤマトっぽさ」を銀河は出してくるのでしょう。

この辺りは姉妹艦の醍醐味といった所。

「G計画」

真田さんと加藤は無事退艦したことが確定しました。ヤマトマガジン掲載の不安そうな新見さんが後ろにいます。

確定といえば、真田さんがいるということは第六章で銀河は沈みませんね。

怪我に関しては今の所、退艦する時になんかあったんかなとしか思ってません。ほら、伝導管を切るとか

ブラックアナライザー

これは正直めっちゃありです。いつものレッドアナライザーはヤマトのサブフレームなので、銀河にもサブフレームとしてアナライザーがいて当然。

これも姉妹艦の醍醐味です。

ちなみにPVを作っている佐藤さんはPV内に全く違うストーリーを作り出すことで有名なので、このアナライザーも銀河じゃない可能性があったりします。

作戦ブラックバード

加藤が無人機を従えて艦隊の中へ。いよいよ特攻任務の雰囲気を帯びてきました。

この艦隊はずらっと整列していますから、バルゼーの艦隊ではなく、彗星の内部に控えていた連中ですね。彗星内部に吸い込まれたヤマトを「全力で救い出す」みたいなことを副監督が言っていましたが、それに関連する任務なのかも。

藤堂早紀「承認」

「AIの戦士たち」が何をするのか、本当に楽しみですね。

とはいえ、G計画だの作戦ブラックバードだのが、とんでもなくチープな計画・作戦である可能性も正直拭えません。そこは本当に頑張ってほしいところですね。ここがダメなら第六章はもうダメでしょう(笑)

赤いシャチハタ

火焔直撃砲っぽいカメラワーク。

いまいち自分の耳が信用ならんのですが、ここで波動砲チャージの音が聞こえてきません?

コスモリバース砲

こちらも火焔直撃砲っぽい感じですね。この銀河の武器が、実はコスモリバースとは何も関係がなくただの波動直撃砲だったりして。

さすがにそれはないか。

激ヤバ美麗爆発CG!

素晴らしい映像だと思います。

第五章のアンドロメダ大破のCGも素晴らしかったですが、こちらも素晴らしいですね。サブリメイションもヤマトに慣れてきたのかな、といった印象です。

おわりに

11月2日公開の第六章、制作期間の長さもあり制作は順調な様子ですね!

今回のPVはなかなか出来が良く、楽しみになってきましたが、逆に言えば、PVの出来が良いなんてのはいつものことです。

そこは冷静になって待ちたいと思いますし、良くも悪くも過度な期待はしないようにします。だって第五章でヤマト2を期待してたら期待はずれだったし。