こんばんは。今日は予告が出ます(圧力)。
今日出なければ、来週出ます。来週出なければ再来週出ます。そうこうしている内に、3月1日を迎えたりして。
とはいえ、スタッフのツイートを見る限りそろそろ第七章も大詰めのようですから、今日は期待大でしょう。
さて今日は、私が2199以前に好きだった「宇宙戦艦ヤマト」のMAD動画*1の話をします。
まず紹介するこの動画は有名な作品で、皆様も一度は目にされたことがあるのではないでしょうか。
[MAD]さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士よ起ち上がれ - YouTube
しかし今日は、もう一つ、今では影が薄くなってしまった名作に焦点を当てます。
それが、「宇宙戦艦ヤマト」とJAM Project「GONG」のコラボです。
違法動画もたくさん出ているので自己責任で(とはいえ、MAD動画もグレーではある)ご覧いただきたいのですが、聴いて分かる通り、あまり「宇宙戦艦ヤマト」と馴染みそうな曲ではありません。
しかし、その違和感を無くすのがMAD職人の凄さ。
ニコニコなので会員登録が必要かと思いますが、視聴可能な環境にある方は是非ご覧ください。
一時期YouTubeにも投稿されていた(作成者本人かどうかは不明)のですが、今は消えてしまいました。それで、今では影が薄くなってしまったのですね。
この動画、私は何より「緩急がいい」と思っています。
名作MADに共通して言えるのは、必ずしもアップテンポな曲調に合わせたり、歌詞に合わせたりしない。それでも、合わせるところは合わせる。この加減がたいへん上手いんですね。
どちらかといえば、この「GONG」の動画は曲調・歌詞に合わせる場面が多いのですが、しつこくはないですし、曲調・歌詞に合わせるシーンが映えるように上手く工夫されていると思います。
さらに、この「GONG」で好みなのは、旧作の映像を早回しで編集しているところです。
この動画が公開された当時は2199すらなく、高速でヤマトが機動する、ヤマトの映像が「ヌルヌル」動く、というイメージが湧きにくかった。そんな中で、この編集はかなり新鮮でした。また、手書き作画の繊細さが、早回しをすることにより浮き彫りにもなっています(大戦艦が溶けていくところ、スゴイ)。
2199以前の私は、旧作ヤマトを好きでいながらも、ヤマトに対してはいかにも「過去の存在」で、野暮ったいイメージが拭えないものでした。
そんな旧作を当時、ここまでハイカラに仕立てたこの動画の功績は大きいと思います。
余談ですが、この動画を見ていただけに、2199でJAM Projectがエンディングを歌った時は結構感動したものです。