こんにちは、ymtetcです。
体調は回復目前です。かろうじてPCに向かって作業できます。
ただ今回分かったのが、これまでの作業ペースはあまり長く維持できなさそうだ、ということです。ガタが来てしまいましたからね。更新ペースはこれ以上落としたくないので、作業面をどうするか、ですよね。ここはしばらく調整の日々となりそうです。
一方で、ここ数日の内容なら逆に毎日投稿できるのでは、とも思っています。アーカイブをご覧になっていただければ分かると思うのですが、実際に毎日投稿していた2018年は、一つ一つの記事の内容に質・量ともに多様性がありました。
最近は「大作」系が増える傾向にあります。それはそれで充実感があってよいのですが、一日一テーマで小話をするのもそれはそれで楽しいのかなと思うことも。検討中です。
その意味では、ツイッターの再開も検討したいと思います。
さて、今日はアニメのAD、すなわちアシスタントディレクターの表記法に注目します。
アシスタントディレクター、つまりは副監督です。
『2202』で副監督の小林さんが批判の的になった際、「副監督って何をする仕事なのか分からない」「そもそも副監督なんて役職聞いたことねぇよ」という意見もありました。
とはいえ、副監督職を置く作品が他にないわけではありません。一体どれほどの作品が「副監督」という役職を置いているのか? いつか調べてみたい、と考えていました。
そこで、以下のサイトを利用します。
私も以前からお世話になっているサイトです。各作品のスタッフクレジットが網羅されており、『2199』や『2202』もあります。
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち - アニメスタッフデータベース
これの検索機能に言葉を入れてみれば、(重複もあるので正確な数は不明ですが)大体の目安がつかめるのではないでしょうか。やってみましょう。
そもそも副監督とはAD、アシスタント・ディレクターです。要は、助監督の別称ということになります。
であれば、もうやることは決まっています。
全文検索で助監督は594件見つかりました。
はい。圧倒的ですね。
しかも「副監督」の方は、いきなり『宇崎ちゃんは遊びたい!』にあると思われる役職「撮影副監督」を拾ってしまっています。もちろん「助監督」でも同様のケースはあるかもしれませんが、純粋な「副監督」となるともっと少ない可能性もありますね。
また、少し興味深いなと思ったのが『ドラえもん』で、今年の3月までは「助監督」だった方が、4月の改編で「副監督」になっています。同様に「チーフディレクター」が「監督」となっており、どういう狙いなのか気になるところです。
ということで、アニメーション作品のアシスタント・ディレクターの表記方法としては、圧倒的に「助監督」が多いようです。
ただ、思いのほか「副監督」表記も少なくなかったな、と感じました。
片棒を担いでいた私の言うことではありませんが、「副監督=小林誠」という図式が『2202』で固定化されてしまったのは、あまり健全なことではありません。『2202』の小林誠さん以外にも、200以上の「副監督」が存在しているわけですから。
その名称の健全化のためにという意味では、『2205』に「副監督」を置いてみるのもいいかもしれませんね*1。
*1:ちなみに安田賢司監督自身、「副監督」という役職に就いたこともあるようです。