ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

『宇宙戦艦ヤマト』は恋愛ドラマを描くべきか?

こんにちは。ymtetcです。

最近、知人の紹介でドラマ『silent』を観ています。序盤なので、なかなか現代風で、いいドラマやなぁ、といった感じです。演出が丁寧でいいですね。

さて、恋愛ドラマというのはいつの時代も人気ですが、ふと思うのは、『宇宙戦艦ヤマト』で恋愛ドラマはどこまで深掘りできるのだろう?という疑問です。

これまでのヤマトは、『Λ』含め、友情や信頼の延長、あるいは「愛する」「失いたくない」感情として恋愛を描いてきたように思います。『永遠に』のアルフォンと雪にしても、雪のスパイドラマ的側面が強いような印象です。

数少ないチャレンジが、相原と晶子や、2199の山本と古代と雪、あのあたりでしょうか。

前提として、ヤマトは閉鎖空間での物語ですから、あまり大々的な恋愛は描きにくい(禍根を残す可能性がある)というのはあると思います。

また、リメイクで言えば、今更ヤマトファンも恋愛ドラマでキュンキュンする層は少ないだろう、と判断された可能性もあります。特に現行ヤマトファンは古代進の世代に感情移入しやすいので、その世代で敢えて恋愛を描くのは得策にも思えません。

ただ、今後のリメイクのことを考えると、もしかしたら土門の世代では、恋愛ドラマを描く余地もあるかもしれませんね。

安田監督は『マクロス』の経験もあるので、このあたりの処理には問題なさそうです。福井さんは、恋愛ドラマ適性はどうなんでしょうね。

取り入れなければならないとは全く思いませんが、「生活感」を描く上ではいいアクセントになるのかな、と思います。