【宇宙戦艦ヤマト】土門竜介は永遠の後輩
こんにちは。ymtetcです。
前回「古代世代で恋愛を描く余地はあまりないが、土門世代ならいけるかも」と書きました。
それはどうしてか、と考えますと、ひとつ、ファンのキャラクター認識が関係あるなと思いました。
みなさんは、つい沖田艦長を「歳上」だと認識してしまうことはないでしょうか。あるいは、つい古代進を「同世代」とみてしまうことはないでしょうか。
受け手は、最初に観た時の認識をその後も引き継ぎがちだと考えます。
例えば私は、小さい頃は古代進は10も歳上でしたし、2199が始まった頃でさえ、4つ歳上でした。それでも、彼を中心に物語を観ていたので、彼は永遠に「同世代」なのです。おそらく私が年齢を重ねても、沖田艦長は永遠に「歳上」のままだろうなと思います。
さて、同じ視点に立つと、土門は永遠の「歳下」であり、わたしたちにとっては「後輩」のまま、ということになります。
すなわち、既存のヤマトファンは、今更恋愛をしようとは思わない年齢の人も多い。とすると、「同世代」の古代進の恋愛は、あまり観たいとは思わない可能性があるのです。
一方、「後輩」の土門であれば話は別かもしれません。温かく、良くも悪くも「他人事」として捉えることができる。
と考えると、恋愛に限らず、新しいドラマへのチャレンジをする際には、土門世代は非常に有望かもしれませんね。