ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

公式は新作を「実体のあるもの」として語るべき

こんにちは。ymtetcです。

最近のヤマト界隈はピリピリしている気がします。一人のファンのツイートに多数のファンがツッコミを入れている様子などは、恐怖さえ覚えます。

ファン同士で批判、指摘し合うことは悪いことではありませんが、あまり増えてくると居心地のよいものではありません。

こうなったのは、現在のヤマト界隈において、ファンが「現在進行形の作品ベースで議論できない」状況に置かれているからです。だから、不特定のファンの書き込みベースで議論をする以外に、ヤマトを話題にする方法がない。

最近、「ヤマトファンはヤマト以外の作品に目を向けるべき」と苦言を呈するツイートも見かけましたが、根は同じだと思います。ある意味、ファンが「なぜそこまでしてヤマトに囚われるのか」を問われている状況と言えます。

話を戻しましょう。

根本要因は、ファンがこの1年、3199を「実体のあるもの」として掴めていない点にあります。

無言で「作りかけの設定画」を貼られても、「やった、旧作通りだ」くらいのコメントしかできず、広がりを持ちません。設定画や先日公開の絵コンテベースで話をしようにも、作りかけだから本気になりきれません。

だから、3199に関しては「雲を掴むような」議論しかできないし、あとは過去作の宗教論争をするしかない。

公式に必要なのは、「実体のあるもの」として3199を動かしていくことだと考えます。

先日の設定画も、せめてメカとしての名称くらい添えられていたなら、もっと話題性を持ったことでしょう。欲を言えばメカの解説があれば、さらに話題を呼んだはず。

それができるのにしなかったなのなら、ある意味ではミスだと言えます。

それができないほどに作品が進んでいないのなら、私たちとしてはもうできることはありません。先の苦言ツイートのように、しばらくは他作品に目を向けたいところ。

というように、公式には宣伝プロモ以前に、「実体のあるもの」として新作を語っていくことが求められていると考えます。