お久しぶりです。ymtetcです。
休止期間中も、温かいコメントをお寄せいただき、ありがとうございました。年末となり、身辺もある程度落ち着いてきましたので、久しぶりに記事を更新したいと思います。
本年最後の偶数日なので、今日は2023年の『宇宙戦艦ヤマト』を振り返ります。
1 「展望」を振り返る
まずは、本年冒頭に書いた「展望」記事を振り返りましょう。
私が2023年の『ヤマト』に寄せていたのは、『3199』、むらかわ版『2199』、『黎明篇』新作、『NEXT』新作の4つでした。
そのうち、『3199』とむらかわ版『2199』については、進展がありましたね。
『3199』では、キャラクターとメカ、そして絵コンテの一部が公開され、本作が『ヤマトよ永遠に』『ヤマトⅢ』をミックスした作品であることも明らかになりました。
むらかわ版『2199』も更新されましたね。
ただ、全体としては、『ヤマト』の動きが少なかった一年であったことも否めません。
2 西暦2023年の『宇宙戦艦ヤマト』回顧
ここからは、「展望」の枠にとらわれずに、今年の『ヤマト』のトピックを私なりに振り返っていきます。
トピック1:布施明版「銀河伝説」サブスク解禁
私の中で一つ印象深かったのは、布施明版「銀河伝説」がサブスク解禁されたことです。布施明さんの歌唱からなる「銀河伝説」の存在は、ファンの皆様からたびたび聞いていたので、存じていました。しかし、聴いたことはありませんでした。
それが今年、サブスクで解禁されましたので、聴くことができました。
驚きましたね。キーやアレンジが違う程度と思いきや、メロディの解釈も違うし、一部、歌詞も違う。
「この目で結び目を確かめたい」(岩崎宏美版)が「結び目をこの目で確かめたい」(布施明版)。「あのひとの星はいつもきらめいた」(岩崎版)が、「あのひとの星はきらめいた」(布施版)。
「ヤマト・ザ・ベスト」世代の私としては全く新鮮で、嬉しい体験でしたね。
それにしても、布施さんは「愛よその日まで」で紅白に出ているし*1、岩崎宏美さんは「銀河伝説」でレコード大賞金賞*2。今からは信じられない時代です。
トピック2:『劇場版 宇宙戦艦ヤマト』4Kリマスター
さて、本年最大のビッグイベントが、旧作劇場版の4Kリマスター上映でした。
それも限定公開ではなく、『2205』とほぼ同じ劇場での上映。嬉しかったですね。
私にとっては、旧作を映画館で観るのは初めての経験となりました。
私が嬉しかったのは、ヤマト世代の父と映画館でこれを観られたことです。
父が小さい頃に劇場で観ていた作品を、劇場で一緒に観る。この思い出をもらえただけでも、他には代えがたい価値があります。『さらば』も楽しみです。
映像も音もクリアで素晴らしかったです。
4Kリマスターについては、また腰を据えて考えていきたいですね。
3 西暦2023年の「ymtetc」回顧
最後に、『ヤマト』以外の話題を振り返りたいと思います。
今年、唯一きちんと触れたのが、テレビアニメ版『暗殺教室』です。知人に薦められて観始めたのですが、これが面白い。
中高生の時に観ていたら、完全にハマっていたでしょうね。
というのも、大人向けのキャラクターとして置かれているのが、子どもたちが暗殺のターゲットにしている宇宙人(?)である「殺せんせー(殺せん先生、の略)」。彼が、とにかく「理想の教師」なのです。その身体能力を活かして、生徒一人一人に寄り添った教育方法を取り入れて実践。外国を学ぶ時には瞬時に現地まで連れていく。「理想の上司」の自己啓発本を読んでいるような感覚に陥り、仕事を思い出しました(笑)。
まぁ、それも作り手の術中にハマっているのかもしれません。
とはいえ、半年で一期の半分までしか観ていないというスローペース。知人に怒られっぱなしの一年でした。
さて、2024年は少しずつブログにも復帰していければと考えております。
今年もありがとうございました。