こんばんは。ymtetcです。
今日は「2199って”今風”じゃないよね」という話をします。
先日「宇宙戦艦ヤマト」がツイッターのトレンド入りしまして、おかげでヤマト2199の知名度が上がりました。良かったです。
事の発端となったのは私も以前記事にしたアンケートなのですが、
同じアンケート結果を利用しながら、私が引用した記事とは違い、2199の情報を全く入れずに記事を書いた媒体があったようで、これに対して「2199知らないの?」という意見が沸騰、トレンド入りに至ったようです。
そもそも、このアンケートでヤマトが1位を取ったことそれ自体はあまり単純なことではないと思います。例えば2199に不満がある層がたくさんいるからこうなった、とか、誰も2199を知らない、とか。皆さんの想像する理由がそれぞれかみ合った結果、1位をとったのでしょう。いずれにせよ新作に期待するものが大きいという部分で、ネガティブではないと思います。
また、とあるヤマトファンの方が「2199も2202も好きだけど自分がそのアンケートを受けたらヤマトに投票する」と言っておられて、なるほどと思わされました。
ヤマトの新作は、いつだって観たいものですからね。
さて話が逸れましたが、皆さん、2199を紹介する際に「絵も今風になって……」*1と紹介してしまうことはないでしょうか。
私は、そう言ってしまいそうになることがあるんです。
でもこれ、気を付けないといけませんよ。
もう2199って、今のアニメーションじゃないんです。特に、キャラデザ。
2199のキャラクターデザインがいつできたか?
2009年です。もう10年前なんですよ!
もちろん、2199設定画と本編の作画はかなり違いますので、一概には言えないのですが。2199の時ですら「キャラデザが古い」「そりゃ3年前に書かれた絵だからな」、なんて言われていたものが、2019年に「今風」な訳がないじゃないですか*2。
ということで、2199のキャラクターデザインが、2019年現在に通用するとは思わない方がいいでしょう。
2199の良さはそこじゃないですから。
キャラクターデザインというよりは、作画の安定感(前期2199のみ*3)や設定のディテール、メカ描写などによる、全体的な「クオリティの高さ」。これは今でも十分通用するものだと思います。こちらをプッシュした方が、観てもらいやすくなるかもしれませんね。