こんにちは。今日はお休みです。
ですね。『さらば』の知名度があるとはいえ、あまり注目されていない『2202』を正面から取り上げたこの論稿の意義は大きいと思います。
— ymtetc (@ymtetc) 2021年5月12日
色々ありますが、『2202』第9話を「波動砲で古代たちが救われる理屈が分からない」ことではなく、観客の関心がどこにあるか、を視点に批判している点も面白いと思いました。 https://t.co/tkHCRJZddW
— ymtetc (@ymtetc) 2021年5月12日
先日紹介した論稿について、Twitterでいくつか話をしています。
特に後者ですが、この論稿は『2202』第9話に対して、よくありがちな批判とは少し異なる角度から切り込んでいる点が面白いなと思いました。私もそうですが演出方面を批判しがち人も多い中、この著者は福井脚本に対して切り込もうとしている点が意欲的ですよね。そこがひとつ読み応えのあるポイントかなと思います。
ところで、当該論稿を読まれた方の中には、著者が『2199』『2202』をまとめて批判している点に違和感を覚えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も最初は少し違和感を覚えていたのですが、著者の切り口、特に西﨑ヤマトとリメイク版を対比しつつ、キャラクターの配置や行動原理に日本社会の変化を重ね合わせようとする切り口を考えると、『2199』『2202』がまとめて批判されることもあり得るのかな、というのが私の考えです。
繰り返し読むと、様々な論点が浮かんできます。さすがは学術畑の著者の書いた文章だなぁ、と感動をしているところです。