こんにちは。ymtetcです。
『2199』で「真赤なスカーフ」が流れ、『2202』で「ヤマトより愛をこめて」が流れ、『2205』で「ヤマト！新たなる旅立ち」が流れたリメイクシリーズ。ここまではある種の”定番”でしたが、『2205』で『Ⅲ』のエンディング「別離」が流れたサプライズにより、”今度は何が流れるのか？”との予想が楽しくなってきましたよね。
そこで今日は、『3199』で流れそうな曲について書いていきます。
〇大本命「愛よその日まで」
この曲は『永遠に』の主題歌であり、世間的にも評価された名曲であるため、権利的な面をクリアできれば、ほぼ間違いなく流れる曲でしょう。
もちろん、この曲を使うことにはプロモーション的意味合いもあるのですが、注目すべきはこの曲の歌詞です。
もしも今から百年が過ぎ、世界が平和になったなら、人はみな愛せるかもしれない……その日まで、愛よ壊れるな。これを福井ヤマト、特に『2202』風に再解釈するなら、まさに最終話での古代進が当てはまります。
引き金を引かぬ未来は遠いかもしれないけれど、その日が来るまで諦めてはいけない。愛＝人間性を捨ててはいけない。そういった形での再解釈が可能であることも含め、この曲は流れる可能性が高いと考えます。
〇対抗 ”離れ離れ系”「愛の生命」「銀河伝説」
『永遠に』で離ればなれとなった古代と雪の心情を描くこの二曲は、『3199』が旧作の展開を踏襲するなら流れる可能性も高くなります。この二曲は「別離」のような”決め”のシーンで流れるのではなく、さらりとBGM的に流れるのが良さそうですね。
〇流したいけれど……「星のペンダント」
ささきいさおさんの挿入歌「星のペンダント」は、ファンの心情的には是非流したい曲です。ですが、この曲は実質的には「真赤なスカーフ」のリメイクであり、再解釈が難しい曲です。実は歌詞からすれば、『永遠に』の発進シーンにはいまいち当てはまってこない曲なのです。これは『3199』が、ヤマトの発進をどのように描くかによって、流れるかどうかが決まるのではないでしょうか。
〇再解釈が前提に
『2205』における「ヤマト！新たなる旅立ち」では、”かつて戦っていた地球とガミラスが友好関係にある”ことを「恐れも嘆きも心をはなれ」に重ねる再解釈を行いました。「別離」については、福井さんには明示されていないものの、「記憶と別れ」のテーマと重ねる再解釈が行われていたものと思います。
それと同じように、『3199』における旧作ソングも、再解釈が前提となるでしょう。特に再解釈が必要なのは「星のペンダント」ですが、是非福井さんには挑戦して欲しいところですね。
