こんにちは。ymtetcです。
『3199』が公開されるかどうか、不安な声が絶えません。これは『2205』公開前も同様だったのですが、今回気がかりなのは「フクヤマニメ」の件です。すなわち、「今度公開する」と言われた情報が公開されなかったこと。これはファンが不安に感じても当然でしょう。
私は以前の記事「失敗してもなお続く福井体制」で福井体制の継続に疑問を呈したのですが、その反面、『2205』を公開してしまった以上は、ここでシリーズが終わるべきではない、とも考えます。
ではなぜ、福井ヤマトはここで終わるべきではないのか。
『2205』は、これから始まる三部作の第一作でしかないからです。
『2205』と『3199』が二つで一つの作品であることは、皆さまご存じかと思います。ですが、『2205』企画書を読むと、実はそれだけではないことが分かります。
その行く末に待つのは、リメイク・シリーズ『完結編』で明らかにされるであろう、古代アケーリアス人の想像を絶する真意。だが、それがどんなものであれ、ヤマトは人間に寄り添い続ける。年々肯定しづらくなるであろう現実に抗い、人々の心の砦として存在し続ける……。
そんな伝説に向かうための、ホップとステップの役割を果たす『2205』と『REBEL3199』。まずはそちらに向かって緩やかに舵を切りつつ、原作の持つ魅力を抽出し、『2202』の熱量を増幅・発展させるようなストーリーラインを構築していきたく思います。
福井さんは『2205』と『3199』を「ホップとステップ」と表現しているのです。「ホップとステップ」に続く言葉は「ジャンプ」。福井さんは「そんな伝説に向かう」と表現していますが、その直前に書かれているのはリメイク・シリーズ『完結編』の大まかな方向性です。ここから、来るべき「ジャンプ」はリメイク・シリーズ『完結編』だ、と推測できます。
つまり、『2205』『3199』そして『完結編』は、いわばホップ・ステップ・ジャンプの三部作なのです。『2205』は、『3199』とセット販売どころではなく、これから始まる「伝説」の三部作の第一作に過ぎないと言えます。
そう考えると、ここで終わるわけにはいかないのです。『2202』の反省を活かした新・福井ヤマトはまだ始まったばかり。まだ『3199』『完結編』に向けた地ならしを終えた段階にすぎません。いかなる形であれ、これからも前進していってほしいですね。
