こんにちは。ymtetcです。
今日は『宇宙戦艦ヤマト』のスピンオフを作る際、どのようなアプローチをとればよいかを考えてみます。
先週から、『スターウォーズ』より『オビ=ワン』のスピンオフを観ています。そのために、わざわざDisney+へ加入したほどです。
現状、正直に言ってあまり面白いとは思っていないのですが、改めてスターウォーズシリーズスピンオフを眺めると、「エピソード3とエピソード4の間」を描くスピンオフが多いと分かります。エピソード4が、いわゆる最初の『スターウォーズ』で、エピソード3は、ダースヴェイダーと銀河帝国誕生までを描く3部作の完結編にあたります。
さて、このような立ち位置の作品は、『宇宙戦艦ヤマト』でいえば『アクエリアス・アルゴリズム』にあたるでしょう。
しかし問題は、『アクエリアス・アルゴリズム』を挟んでいる『完結編』『復活篇』の魅力度、知名度が高くないことです。これはプロモーション的な観点から言っても、またファンの盛り上がりの観点から言ってもいいことではありません。
そこで、今後スピンオフを増やすなら、魅力度や知名度の高い作品と関わりのある作品だとする戦略が大切だと考えます。その意味では、やはり第一作。あの第一作の続編を作ることが、スピンオフ、あるいは旧作シリーズの新作を成功させるためには必要なのではないでしょうか。
ただこうした時に、あの『さらば』を使えないのは痛いですよね。
そう考えると、あるいは『さらば』の続編を、スピンオフで作ってもいいかもしれません。もちろん「神聖な『さらば』を汚した」と言われるでしょうが、反面、ヤマトの行き詰まった現状を打破するポテンシャルは大いに秘めています。リスクを背負う価値は十分にあると考えます。