ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

【これからのヤマト】生き残りには「子ども」が必要

こんにちは。ymtetcです。

宇宙戦艦ヤマト』が将来にわたって生き残るためには、「子ども」に受け入れられることも必要だと考えます。

しかし、『ガンダムAGE』のように、従来のファンから批判されるような状況も好ましくありません。今日は、これについて考えていきます。

 

『ヤマト』が生き残るためには、ヤマト世代にキチンと売りつつ、子どもたちに受け入れられるだけの普遍性を常に維持することが必要です。

では、その普遍性とは何でしょうか。

注目すべきは「宇宙」「戦艦」だと考えます。

残念ながら、現在は往時ほど「戦艦ヤマト」→「戦艦大和」にカリスマ性はありません。ですが、そもそもなぜ「戦艦大和」にかつてカリスマ性があったのか? と問えば、やはり根本的には、「戦艦」という存在に普遍的な魅力があったからでしょう。戦艦を「かっこいい」と思える、人間を模した形のメカではないからこその戦闘シーンを演出したいところです。

また、「夢・ロマン・冒険心」を体現する存在としての「宇宙」は、これも普遍性を持つ存在だと思われます。大宇宙の広がりを、あたかも図鑑を開くかのように展開できれば、一定の普遍性を担保できるのではないでしょうか。

子どもを引きつけるために必要なのは、必ずしも「子ども向け」路線ではないと考えます。必要なのは、子ども含めた全世代型の普遍性を、作品に持たせることではないでしょうか。