西暦2022年の『宇宙戦艦ヤマト』回顧
こんにちは。ymtetcです。
西暦2022年が終わろうとしています。本年もお世話になりました。
今年は『ヤマト』にとって「平和」な年だったかな、と思います。大きなトラブルなく『2205』『スターブレイザーズΛ』が完結し、ファンの間にも平穏な空気が流れました。そして年末にはむらかわ版『ヤマト2199』が再開するなど、嵐のようだった『2202』がいよいよ去り、再び穏やかな時代が戻ってくるかのような予感をさせる一年となりましたね。
さて、毎年恒例となった「回顧と展望」。今年も、2022年1月2日に更新した「西暦2022年の『宇宙戦艦ヤマト』展望」をベースに、一年を振り返ってみます。
○『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』後章 -STASHA-
2月4日に公開された『2205』後章は、私にとって今年最初の試練となりました。
シンプルに「古代進の物語に感情移入できない」との問題が発生したため、ブログを一週間程度お休みして、『2205』をひたすら観る時間をいただきましたね。
その成果については「2022-02-01から1ヶ月間の記事」にまとまっています。
厳しかった『2205』後章ですが、私は今年の最初にこんな言葉を寄せていました。
デスラー、そしてそれに付随する古代の物語として、イスカンダルを軸に作品を完結させること。それが重要になると思っています。
この点については、十分に果たされた作品だったかなと思います。ただ、返す返すも『2199』から一貫した「デスラーの物語」が構築できていたらよかったですね。
○『宇宙戦艦ヤマトNEXT スターブレイザーズΛ』
2022年は『スターブレイザーズΛ』完結の年となりました。
昨年は「『面白い』『感動した』といったカタルシスある魅力には欠ける」と述べましたが、完結した今年も、いまいち綺麗にラストをまとめられなかった印象です。
せっかく人間ドラマを積み上げてきていたので、それを単なる記号や動機づけに留めるのではなく、SFドラマと連動した形になれば……と思いましたね。
○『宇宙戦艦ヤマト 黎明篇』
『黎明篇』に動きはありませんでしたね。来年に期待です。
○「これからのヤマト」
今年は「『宇宙戦艦ヤマト』の行く道」と題して、これからの『ヤマト』について考えました。リメイクシリーズは福井体制で完結へと向かうことがほぼ確定しています。リメイクはこのままで行ってもらいましょう。
○個人的な振り返り
今年は「『宇宙戦艦ヤマト』から学ぶ」が個人的なテーマでした。
振り返ってみると、『宇宙戦艦ヤマト』以外から学ぶことのほうが多い一年だったように思います。今年は昨年以上に、私のなかでの『宇宙戦艦ヤマト』の占める割合が下がっていきました。
昨年と今年の違いは、『宇宙戦艦ヤマト』以外に触れるものが多様化したところにあると思います。今までは現代テレビアニメだったのが、海外ドラマや日本のドラマ中心になり、少し私のなかでのフィーリングも変わってきました。また、聴く音楽も、周囲の人々の影響を受けて変化していきました。
そんななかで、ブログを休み休み続けてこられたのは、いつもコメントをくださる皆様のおかげです。返信は全くできておりませんでしたが、大いに励まされた一年でした。
ありがとうございました。
それでは、よいお年を。