こんにちは。ymtetcです。
『ヤマト2202』は第25話ではなく第26話で感動するように設計されている……という話は何度もしていきたいです。
— ymtetc (@ymtetc) 2021年7月1日
今日は、昨日のTLをにわかに騒がせていたこの話題について、考えたことを書いていきます。
続きを読むこんにちは。ymtetcです。
ああ、『2202』は『さらば』のリメイクだったのかとようやく腑に落ちました。第25話ではなく最終話こそが、『さらば』のリメイクとして作られているのですね。もう少し整理して、今度ブログの方に書きます。
— ymtetc (@ymtetc) 2021年6月26日
今日はようやく、このツイートについて補足できそうです。
こんにちは。ymtetcです。
いつもあたたかいコメント・反応をありがとうございます。
すごく忙しいわけではないのですが、日曜日に休んでいたら仕事が終わらない、そんなこともあります。
さて、今日は即席ですが、私が気になっていたことを考えてみたいと思います。
時々、『2202』の古代進像に対して「うじうじ」という表現が使われています。
勇気がなかったり、具合の悪いことがあったりして、することをためらうさま。ぐずぐず。もじもじ。
色々と悩むことが多くてはっきりしない様子を指して、「うじうじ」と表現しているのでしょう。
ところが、福井さん自身は古代を勇気のない人間だと考えているフシはありません。ではなぜ、時に受け手に「うじうじ」と思われてしまうのか。結局それは、福井さんが古代に対して、人一倍の苦しみを用意している点に要因があります。
とすれば、次に考えるべきは
でしょう。
恐らく色々なアプローチから考えることができるでしょうが、私は、この問いに対する答えはとてもシンプルだと思います。
そういう意味で言うと、古代進って、昔の、僕たちが知っている古き良き価値観を持っている人なんですよ。それが、今の21世紀の日本においてどれだけ浮いた存在なのかというのを、2202年の世界で演じているわけです。でも、我々くらいの世代の心の中には、みんなどこかに彼がいるんですよ。その彼が非常に苦しんでいる。
シンプルですね。要は、「今の時代は古代進のような人間が苦しむ時代であると、福井晴敏が考えているから」です。だから古代は、ひたすらに福井さんから苦しめられ続けるのです。
なお、興味深い点としては、福井さんが旧作の古代とリメイク版の古代について、概ね同じキャラクターであると考えている点が挙げられます。確かに、ガミラス帝国を滅ぼした経験がないとはいえ、旧作の古代もリメイク版の古代も同じ、相互理解という理想を抱く人間としてガトランティス戦役を迎えたと考えれば、福井さんの考えも分かりますね。
ああ、『2202』は『さらば』のリメイクだったのかとようやく腑に落ちました。第25話ではなく最終話こそが、『さらば』のリメイクとして作られているのですね。もう少し整理して、今度ブログの方に書きます。
— ymtetc (@ymtetc) 2021年6月26日
早くこの記事が書きたいです。ただ、今回引用したアキバ総研さんのインタビュー記事を読むと、何となく私の言いたいことは分かるのではないかと思います。
こんにちは。ymtetcです。
昨日は公開3週目の金曜日とあって、たくさんの情報が解禁されました。
まずは、劇場上映版の『2205』特報が解禁。
そして、『2205』特集の「宣伝会議」の公開です。
昨日からは『2205』冒頭付の上映が始まっていますから、本当に一つずつ、計算づくでのプロモーションが行われているなと思います。
今回の『ヤマト』プロモーションですが、ざっと
となっており、複数鑑賞を促進するための試みがなされていることが分かります。
複数と言えば、「宣伝会議」の中で、元々は《アスカ》と全く同じデザインを真田の艦とする予定であったことが明かされました。
同じメカのカラバリで複数売りは『2202』プラモの売り方ですが、本来なら『2205』でも踏襲するはずだった、と。
— ymtetc (@ymtetc) 2021年6月25日
これはまさに、『2202』副監督の小林さんが推奨していた模型の売り方です(もちろん、『2202』や小林さんが考え出したやり方ではないでしょう)。『2205』は、いわゆるPS版の宇宙空母を出したがために、この売り方ができなくなってしまったと言えます。アスカの値段が少し高いのは、もしかしたらその所為かもしれません。
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』に登場する宇宙戦艦ヤマトの右翼を担う補給母艦アスカが1/1000シリーズでプラモデル化!艦橋は付属のLEDユニットにより青く発光させることが可能です!
— 電撃ホビーウェブ (@hobby_magazine) 2021年6月25日
https://t.co/TNtPufkjOz #宇宙戦艦ヤマト
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』より、デスラー戦闘空母「デウスーラIII世」と「ガイペロン級多層式航宙母艦 バルメス(外洋機動艦隊仕様)」がメカコレクションにてプラモデル化!
— 電撃ホビーウェブ (@hobby_magazine) 2021年6月25日
https://t.co/mJdGeCsmqN #宇宙戦艦ヤマト
『2205』プラモについては私も予約をしました。やはり、『2202』メカとテイストが変わったから売り上げが落ちた……とは思われたくありません。しかしながら、今回のメカには熱狂的なアンチが少ない分、熱狂的なファンも多くはないでしょう。ファンだとしても、メカコレを箱買いするほどの熱量を持つ人はほとんど皆無だと思われます。それだけに、広く浅く支持者を広げていってほしいです。
まさに、一票を投じる気持ちでした。
宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち
— 宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会 (@new_yamato_2199) 2021年6月25日
前章 ーTAKE OFFー
10.8 上映開始
⚓新たなるクルー<キャロライン雷電
>を公開!https://t.co/GRykTs8cX2
演じるのは #森永千才 さん!@morinaga_1000 #宇宙戦艦ヤマト pic.twitter.com/4d5PuLcXQ9
それにしても、まさかあのキャラクターが女性で、しかも雷電だとは……(笑)。
なお、「宣伝会議」で坂東や雷電に言及した福井さんの口ぶりをみるに、福井さんはまだ『Ⅲ』をしっかりとチェックしてはいないようです。となれば、『2205』に続くであろうその先のリメイクの話はまだ具体化されていないのかな、あるいは、『2205』に盛り込まれる『Ⅲ』の要素はあくまで「要素」であって、『Ⅲ』の物語のリメイクはさほど入ってこないのかな、などと想像が膨らみますね。
こんにちは。ymtetcです。
『2205』冒頭付の特別上映は、上映回数の激減により観に行くことができそうもありません。厳しい状況が続きますね。
さて、連続になりますが今日も即席記事です。
以前、『ヤマトという時代』の感想記事で「鑑賞直後にとったメモでは、ほとんどが映画の課題ばかり」という旨を述べました。今日はその一つ「情報量が多過ぎる」について、書いてみたいと思います。
2205年のドキュメンタリーを面白くすることは、福井さんにはできる。でも今回それは、2199と02の総集編を面白くするための手段に位置づけられている。だから、いかにドキュメンタリー風にしても、あくまで総集編に過ぎない。結果、全ての要素を「時代」「選択」の枠に当てはめることができず、映画の本筋から外れた情報がノイズになっていた。でも、それは両作品を理解して2205に繋ぐために必要な情報なのだ! そういうところも含めて、良くも悪くも、どこか歴史の講義のような印象を受ける映画だった
これは、私が鑑賞直後にとったメモの一部です。まとめると、
この4つのポイントが、私の気になった点でした。
「不要な情報」の例としては、例えば『2202』第9話に相当するシーンの解説でしょうか。あそこは古代と雪のドラマがメインなので、シュトラバーゼの構造や、彼らが救い出された仕組みはどうでもいい。変に脱線して話を分かりにくくするところが、歴史の講義のようだなと思ったのです。
映画『ヤマトという時代』は、『2202』という作品を「分かりやすく」するために、情報を足し算する手法をとりました。そして足りなくなった尺は、『2202』に存在した幾つかのドラマを”ドラマごと”カットすることで帳尻を合わせようとしました。
結果、ドラマのボリュームは『2202』よりも少なく、しかし一つ一つのドラマの情報量は『2202』よりも多い、という歪な構成になってしまったと私は考えます。
福井さんは『時代』について、「情報量が多いので繰り返し見て」といった話をしていたと記憶しています。
しかし、私は逆だと思うのです。情報量が多いものを繰り返し見ることは、正直とてもしんどい。繰り返し見てもらいたいのであれば、むしろ情報量を減らすべきではないか。そう私は思います。
福井さんは『2202』の時、見事なダイジェスト映像用の脚本を書いていました。理想と現実、人間性。『2202』が問おうとしているテーマが複数のドラマに重なっていることを、明確に表現した映像です。
もちろん、初見の人がこれを観て理解できるとは思えません。ゆえに総集編の際には、もう少し情報量を増やしてあげる必要があります。
ですが、『時代』が行ったのは、『2202』に含まれていた複数のドラマをばっさりとカットすることでした。そこに、「リアリティを高めるための」情報量をプラスしていったのですから、一つのドラマを描く映画としては、少々散漫になってしまったと思います。
そこで気になるのが、『2205』です。現時点の情報では、『2205』の物語はどこか複雑なもののように見えます。またしても情報過多になってしまうのではないか、そんな懸念がどうしても浮かんできてしまいますね。
こんにちは。ymtetcです。
今日はテーマ系の記事をおやすみします。
いつもの生活 やることがたくさんで……は『ゆるキャン△』のエンディングテーマですが、ヤマトライフもやることがたくさんです。
ざっと挙げるだけでも、
と、書きたいテーマが山盛りです。
最近は『時代』と『2199』『2202』の記事が多いですが、もちろん『Λ』も忘れたわけではありません。
『Λ』は『Λ』の宇宙観に迫る話でしたね。ワクワクしました。|「宇宙戦艦ヤマトNEXT スターブレイザーズΛ」第14話 #宇宙戦艦ヤマト #STARBLAZERS https://t.co/F6WJdIxv2p
— ymtetc (@ymtetc) 2021年6月11日
いずれのテーマにせよ、マイペースに進めていきたいと思います。
#ヤマトという時代 ヤマトーク付き上映6/29開催決定!
— 宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会 (@new_yamato_2199) 2021年6月21日
『2205』の安田監督×福井晴敏×岡秀樹のトークに加え、『2205』オープニングタイトルまで9分20秒の冒頭映像も最速上映!
このイベントのみの特別映像をお見逃しなく!
詳細は↓よりご確認くださいhttps://t.co/MXVquW0sgZ#宇宙戦艦ヤマト pic.twitter.com/lBVqFTz5IB
#ヤマトという時代 期間限定上映中⚓
— 宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会 (@new_yamato_2199) 2021年6月21日
6/25(金)より次回作『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-』の本編冒頭6分18秒が観られる特別映像付き上映を実施!
上映終了まで期間限定の特別映像、この機会にぜひ🔥https://t.co/VJKr8kRREv#宇宙戦艦ヤマト pic.twitter.com/YysKTUDjiv
さて、昨日『2205』の新情報が公開されました。
6月25日金曜日以降の上映で『2205』冒頭6分が、29日火曜日のイベント上映で冒頭9分が流れるようです。
冒頭6分上映を知らせるツイートにはデスラー、ボラー艦隊、謎のガミラス人(ガルマン人?)、新デウスーラの画像が添付されています。そして、冒頭9分の方には新しいヤマト、怒りと悲しみに肩を震わせる土門、ホログラム映像のキーマンの画像が添付されています。
ここから、『2205』冒頭は6分と9分で一区切りを迎える、ということが分かります。
そこで、何となく『2205』冒頭の構成を考えてみます。
まず予告編では、デスラーが「無限に広がる大宇宙……」と話していますね。
「無限に広がる大宇宙」はアケーリアス哲学にまつわる有名なフレーズなのかなぁ、などと思っています。ズォーダーもデスラーも知っているとなれば。
— ymtetc (@ymtetc) 2021年6月21日
ということで、まずこれが『2205』の冒頭に配置される、としてみましょう。
とくれば、その流れで画面に入ってくるのはデスラーな可能性が高いです。
おおよそ、ここまでで6分なのではないかと私は思います。
さて、冒頭9分のツイートをもう一度読んでみますと、「オープニングタイトルまで」と書かれていることに気付きます。ここから、『2205』は冒頭9分でオープニングタイトルを迎えることが分かります。
『2205』の主人公は恐らく古代進&土門竜介とデスラーです。となれば、冒頭9分のうちに、地球側パートも欲しいところ。
ざっとこんな感じなのかな? と私は考えています。本作の舞台であるガミラスとイスカンダルは既知なので、無理に出す必要はないでしょう。また、前作までの主人公・古代くんや、ヤマトも無理に出さなくていいのかな、と思います。
やはり、新しい主人公の一人になる(かもしれない)土門くんは出しておきたいところです。また、物語の軸の一つがデスラーにあることは観る人に知らせておきたい……
とすれば、あんな感じの構成もあり得るのではないでしょうか。
ただ、土門くんのパートが3分は少し短い印象も受けるので、もしかしたら6分の方にも、土門くんのパートが入ってくるかもしれませんね。
ということで、ざっと『2205』冒頭の予想をしてみました。29日のヤマトークには行けませんが、予定が合えば、特別上映には行きたいなと企んでいます。
なお、土門くんの境遇についてはアステロイド6でお馴染み、さたびー様の予想が一番好きです。
悲憤してる土門、ピンクの光が当たってるけど、これ月を吹っ飛ばした滅びの方舟のビームじゃないかな。
— さたびー@ちえりすと (@satavy) 2021年6月21日
これで家族を失ってたとしたら、土門が古代に怒りを抱く理由になるかも。ズォーダーに対して古代が引鉄を引いてれば両親は死なずに済んだんじゃないか、とか。 pic.twitter.com/7XMlgRa13H
言われてみれば、土門くんが何らかのトラウマ(それも古代進と時間断層に関連する)を抱えて登場するとなれば、それが『2202』のガトランティス戦役で起きている可能性は高いんですよね。スタッフ継続だけに、そこは遠慮なくいけるでしょうし。さたびー様の予想が当たっていなかったとしても、それは別にして、観てみたい展開だなと思いました。
こんにちは。ymtetcです。
映画『ヤマトという時代』では、真田の目を通して「古代がどのような選択をし、どのようなことを考えて生きてきたか」が描かれました。その結果、映画の感動そのものは『2199』『2202』の域を出るものではなかったものの、作り手の伝えたかったメッセージが、より鮮明になったと思います。
中でも今日取り上げたいのは、「第25話ラストで、なぜ古代は死を選んだのか」です。
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