こんにちは。ymtetcです。昨日はオールナイトニッポンでTLが祭りになっていましたね。楽しかったです。
さて、今日は『アクエリアス・アルゴリズム』の話をしていきます。私は以前、9月26日の記事「【ヤマト黎明篇】『アクエリアス・アルゴリズム』とは何か?」で、本作を「物語の軸が少しだけ、曖昧」だとして、そこが「弱点」であると述べていました。
これは連載版に対する私の感想なのですが、実は、書籍版はこの「弱点」を見事解決していました。具体的には、先月26日の記事でも紹介しているように、古代と沖田の回想(『完結編』)を冒頭に移動させたこと。これにより、本作の軸が明確化されたと考えます。
ところで、私は先月26日の記事で、古代進と沖田艦長を軸に『アクエリアス・アルゴリズム』を読み解いてはどうか、と提案しました。ですが、連載版を読んでいた時に、私は読み間違えていたように思います。『アクエリアス・アルゴリズム』の軸は、そこだけにはないのです。
では、『アクエリアス・アルゴリズム』の軸はどこにあるのでしょうか?
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