ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

【ヤマト2202】序盤の好きだったポイント

こんにちは。ymtetcです。

多くの例に違わず、私も『2202』の序盤の評価が比較的高い人間でした。

それは、『2202』序盤の展開が、新しいスタッフの新鮮味を出しつつ、いくつか「旧作そのまま」の部分を残していたからです。

ヤマト発進をめぐるドラマ、ガトランティスの雰囲気などは、まだ「旧作そのまま」になる余地を残していました。一方、福井さんらしい(?)社会ドラマ、政治ドラマの風味が取り入れられていたので、それはそれはワクワクしたわけです。

ところが、これは第7話の「イワシの大群」を境に転換していきます。以降、私が「最高傑作」と思っていた『2202』は、別の作品のように変わっていきます。

もちろん、序盤の展開はあくまでジャブであって、中盤以降の展開も予め準備されていたものにすぎません。私の失望は、単なる「勘違い」によるものです。

ですが、『2205』で、作り手は『2202』序盤のような「旧作そのまま」×「新作ドラマ」の方針をとりました。作り手の判断としては、前者の方が正しかった、と見ていたようですね。

これが『3199』になって、どちらに転ぶのかは分かりません。これもひとつ、楽しみな点かなと思います。