こんにちは。ymtetcです。
『宇宙戦艦ヤマト』新作をつくる時に問題となるのは、新旧のギャップ。そんな話を以前しました。
この時、私は「旧作風を重視するか」「現代風を重視するか」の二択を提示しています。
しかし一週間経って、それよりも大切なことがあるのではないか、と考えるようになりました。今日はそのことについて、考えていきましょう。
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2202。数話に跨る伏線があるので、「ん?」と思っても結論を焦らないほうがいいですよー。
— 高木⚓ 弘樹 (@takawokukuru) 2017年10月16日
『2202』は、「数話に跨る伏線」システムを採用しました。伏線を一度にすべて回収してしまうのではなく、回収せずに置いて先送りしながら、観客を物語に引っ張っていくやり方です。
このやり方は、いわゆる「引きが強い」作劇に繋がりやすく、観客を先へ先へと引っ張ることができるメリットがあります。しかし、このスタイルを採用する上で、『2202』には幾分か不十分な点があったように思います。今日はそのお話です。
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「もう大人たちには期待しない。あるべき未来を求め、伝説の艦に乗り込んだ若者たちが波乱を呼ぶ。新生ヤマト、出撃の時――。」
『2205』のキャッチコピーです。これ自体が波乱を呼んだキャッチコピーでした。
今日はこれをベースに、『2202』っぽく『2205』を妄想してみます。
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企画メモを読むと、福井さんは『さらば』を「ヒューマニズムという理想が過酷な現実に勝利するファンタジー」と解釈しています。そして『2202』のラストはまさに「理想が現実に勝利するファンタジー」。原作の分析とリメイクの内容が一致していると、物語の出来とはまた別の気持ちよさがありますね。
— ymtetc (@ymtetc) 2021年8月9日
福井小説の肝はこれ。なので実はヤマトやガンダムといったシリアスめの映像作品とは相性が悪い。 https://t.co/PQNMHq96do
— 3gou@REVENGE (@merumeru1701) 2021年8月9日
先日、3gou様より「理想が現実に勝利するファンタジー」が福井小説の肝である、との指摘を頂きました。今日はここから、私なりの仮説を考えてみたいと思います。
続きを読むこんにちは。ymtetcです。
「【休】」とタイトルに付ける時に基準となるのは、記事を書く際にかけた時間です。基本的に私は偶数日に記事を下書きし、奇数日に記事を書き、偶数日に記事を公開するルーティンで活動していますが、時折、どちらか一方にしか時間を割けない時があります。その際に、「【休】」をつけて投稿するようにしています。
今日もまさにそのパターンです。今日は、サブブログを更新しました。
この日に書けなかった「京アニ」記事のリベンジです。
サブブログを書く時は、なぜか他人のことについて書くような感じがして緊張しますね。『宇宙戦艦ヤマト』も本当は他人なのに……(笑)。
前回の記事では、思い切って『響け!ユーフォニアム』をサムネイルにしました。
現代アニメから『ヤマト』が学べそうな点は、多いかどうかは分かりませんが確かに存在していると思います。界隈でも、その点についての検討が深まっていけばいいなと思っているところです。