◯何の話をしてましたっけ
こんにちは。最近「続きを読む」というツールの価値に気づいた、ymtetcです。
といっても、スマホで使えない(?)のが難点かなとは思いますが。
さて、ひと月ぶりかそれ以上ぶりに「続・ヤマト2202と銀河」なるシリーズを引っ張り出してみました。
これは元々メモシリーズとして始めましたので、定期という訳ではないんですが、さすがに時間を空けすぎましたね。
ということで今日は勝手ながら、復習をします。
◯「ヤマト2202と銀河」ってなんだったっけ
もうそこからです。これを知るために、まず「ヤマト2202と銀河」の終章でも見ることにしましょう。
なるほど、「ヤマト2202と銀河」の内容はざっと以下にまとめられそうです。
- 「過去」からヤマト2202を捉え直す
- キーワードは「人類最後の希望」
- 「ヤマトが人類最後の希望となるタイミング」という論点からシリーズを整理
- 2202のヤマトはまだ「人類最後の希望」ではない
- 「政府が用意した人類最後の希望」を「官製人類最後の希望」と表現
- パート1のヤマトは「官製人類最後の希望」である
- 2202の銀河は「官製人類最後の希望」である
特に私がこのシリーズで訴えたかったことは、
- 2202は『さらば』と同じような経路を辿っている
- しかし第五章では、『さらば』でヤマトが「人類最後の希望」となったタイミングを意図的にスルーしている(トランジット波動砲の発射失敗)
- このタイミングで登場する銀河は、「人類最後の希望」という観点から見ても『さらば』にはなかった存在(=「官製人類最後の希望」)
この辺りです。
特に、このシリーズの続編である「続・ヤマト2202と銀河」にも通じる仮説として、
という式を確認しておきたいと思います。
〇「続」でメモしてきたことは
「ヤマト2202と銀河」シリーズの執筆を通じて、タイミングだけでは「人類最後の希望」を語れないな、と感じました。
その最大の例は、ヤマト3(Ⅲが環境依存文字の為、3と表記)です。
ヤマト3では、ヤマトだけではなく、アリゾナ等、「官製人類の希望」とでも言うべき存在が多数ありました。
そんな経緯の中で、宇宙戦艦ヤマトを「人類最後の希望」という立場に押し上げたのは、ハイドロコスモジェン砲の存在でした。
これはまさに、タイミングによる「人類最後の希望」化ではなく、「特殊能力」による「人類最後の希望」化だと思ったのです。
そこで、他の存在が持たない固有の力を「特殊能力」として、シリーズを整理してみることにしました。
もともと全体的な構想があったわけではなく、とりあえず一つずつ作品をみていくことにしたため、メモシリーズとなっています。
そして、シリーズ4本目となる『ヤマト3』の回で、「続」の結論が何となく見えてきました。
それは、以下に整理できます。
- パート1の波動エンジン・コスモクリーナーは科学的な「特殊能力」
- さらば以降、情緒的・感情的な「特殊能力」が中心となる
「情緒的」「感情的」という表現が正しいかと問われると自信がないので説明しますと、友情・愛といった要素を「情緒的」「感情的」と表現しています。
二元論的になりますが、「人間的」と表現してもいいかもしれませんね。
〇今後行うこと
科学か、人間かという二元論に陥るのは良くないのかな、と思いつつ、次回以降の記事では「人間的」と表現してみることにします。
「人間的特殊能力」と「科学的特殊能力」……。
「人間的特殊能力型人類最後の希望」……。
もうめちゃくちゃ(笑)
な感じもしますが、やってみます。
次の記事でやるべきことは、
- さらば以降の作品として、ヤマトⅢの続編としての完結編と、完結編の続編としての復活篇
になりますかね。特殊能力とその発動に着目して、共通点みたいなものを炙り出せそうな気がしています(慢心)。
その次が、
- 2199と、2202、そして銀河
というテーマかな。これはネタバラシになっちゃいますが、上述の
- (パート1における)宇宙戦艦ヤマト=波動実験艦銀河
という式を、特殊能力という観点から改めて確認することになろうかと思います。
では次回~
※明日じゃないですよ!