ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

「親子で楽しめる作品」のメリット:『宇宙戦艦ヤマト』の行く道

こんにちは。ymtetcです。

今日は前回から引き続き、「親子で楽しめる『ヤマト』」について考えていきたいと思います。

1990年代後半生まれの私が、『ヤマト』ファンになるまで」では、幼少のymtetcが『ヤマト』にハマるまでのエピソードを書きましたが、今日はまず、その後の話を簡単に紹介しておきたいと思います。

〇転機となった『復活篇』

小学生になった私は『ヤマト』を観なくなりました。他にも好きなものができてしまったのです。

そんな私を『ヤマト』に引き戻したのは、2009年の『復活篇』でした。テレビCMを通じて「『ヤマト』に変な羽がはえていない」ことに安堵していましたね(笑)。

しかし、正確に言えば、私を『ヤマト』に引き戻したのは『復活篇』そのものではなく、『復活篇』公開記念で行われたCSでの一挙放送でした。ある夜、偶然『ヤマト2』の再放送を見つけたymtetcは、親ともども、懐かしさに深夜まで見入ってしまったのです。

そして興奮冷めやらぬ翌日、部屋をひっくり返して「交響組曲」の音源を見つけました。その音が聴こえた瞬間、親と共に「懐かしい!」と盛り上がったのを覚えています。

〇親子で「懐かしい」と思える作品

さて、ここで注目すべきは、ヤマト世代の親と、中学生の私が共に「懐かしい!」と感じたことでしょう。私もまだ子どもではありましたが、その時は、”童心にかえって”『ヤマト』を楽しんでいたのです。

「親子で楽しめる『ヤマト』」が実現したとき、そこには、このような光景があるのではないでしょうか。親が小さい頃好きだった『ヤマト』。初めは親が小さな子に伝え、子が楽しむ。年月が経てば、親も子も小さな頃を思い出して、肩を並べて楽しめる「懐かしい」作品へ。そして作品は、子から孫へ……。

なんだか「ヴェルタースオリジナル」のCMのような話ですが(笑)、


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「親子で楽しめる作品」には、こういった側面もあるのではないでしょうか。

〇理想は『仮面ライダー』?

こういったシリーズ作品でいえば、『仮面ライダー』などがまさに理想形ですよね。

今から『ヤマト』を『仮面ライダー』シリーズのように展開することは不可能に近いですが、参考になる部分はあるかもしれません。あるいは『2520』のような「代替わりするヤマト」をシリーズ化すれば、『仮面ライダー』的な展開ができるかも?

とはいえ、それも継続して「ヤマトのおもちゃ」が売れなければ不可能なのも現実です。この一か月「ヤマトの継承」を考えてきましたが、考えれば考えるほど、前途多難だなぁと思いますね。