ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

オリジナル『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ

第一作『宇宙戦艦ヤマト』と『さらば』に共通するテーマ性

こんにちは。ymtetcです。 前回の記事では、『宇宙戦艦ヤマト』第24話「死闘!神よ、ガミラスのために泣け!!」における古代進の語りは、「人間は互いに『命の大事さ』を知っているのだから、『愛し合うこと』をしなければならない」という趣旨であったと述べ…

【旧ヤマト】第13話こそ「愛し合うべきだった」の伏線

こんにちは。ymtetcです。 前回の記事では、『宇宙戦艦ヤマト』第13話「急げヤマト!! 地球は病んでいる!!」における、古代進の行動について考えました。 「理不尽な暴力」によって両親を奪われた古代進は、同じ「人間」でありながら、そのような行為に及んで…

【旧ヤマト】なぜ古代は捕虜の自決を阻止したのか

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマト』劇場版を観て、最初に観たくなったのが、『ヤマト』テレビシリーズ第13話「急げヤマト!! 地球は病んでいる!!」でした。漫画『はだしのゲン』をほうふつとさせる、戦時中の日本をモデルとした「古代進の幼少期」の描写が…

【旧新たなる】地球人がガミラス星を破壊した、というドラマ

こんにちは。ymtetcです。 豊田有恒さんの名前で残されている『新たなる旅立ち』の「SF基本設定」には、1979年2月5日に作成された原案として、以下の内容が書かれています。

『宇宙戦艦ヤマト』と「青春」

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』に対して「青春」とのフレーズを使うケースが、時折見られます。特に『完結編』では、「古代とヤマト」の"友なら短い青春を“、「明日に架ける虹」の"青春もう一度"など、「青春」を押し出した歌詞が書かれました…

【宇宙戦艦ヤマト】波動砲の魅力は破壊のみにあらず

こんにちは。ymtetcです。 今日は旧作・リメイクシリーズを通じた、波動砲の魅力について考えていきます。 〇近作における波動砲 〇波動砲の作劇上の役割 〇波動砲の魅力

【宇宙戦艦ヤマト】続編連発と「戦艦大和」の存在

こんにちは。ymtetcです。 旧『ヤマト』シリーズは、未だに完結していません。しかし旧『ヤマト』シリーズは何度も完結を模索してきました。また、ほぼ同じ陣容での別作品(『ブルーノア』『オーディーン』など)の展開も試みました。 それなのに、『ヤマト…

【宇宙戦艦ヤマト】リアルタイム世代の「語り」が必要です

こんにちは。ymtetcです。 今夜は恐らく、『2205』後章の情報がいくつか追加されるでしょう。主題歌予告か冒頭なのか……どちらかは出る可能性が高いと思います。 『2205』後章の話題も増えていくでしょうから、今日は敢えて、この話をしていきます。 旧作ヤマ…

【ヤマト2205】旧『新たなる旅立ち』を継承するドラマ

こんにちは。ymtetcです。 今日は、『2205』と旧『新たなる旅立ち』の関係について考えていきます。 『2199』『2202』と違い、原作が絶対的な存在ではない『2205』ではありますが、サブタイトルに『新たなる旅立ち』、そして次回作が『ヤマトよ永遠に』であ…

【リメイク・ヤマト】『ヤマトⅢ』はどこへ行く?【3199】

こんにちは。ymtetcです。 西﨑彰司さんは、リメイクシリーズが完結することを明言しています。そこで、長期的なテーマとして頭に入れておきたいのが、いったいリメイクシリーズはどのタイミングで完結するのか、ということです。もちろん、一作品でも”外せ”…

【旧ヤマト】『新たなる旅立ち』の役割【2205】

こんにちは。ymtetcです。 今日は、旧シリーズにおける『新たなる旅立ち』の立ち位置と、『ヤマト2205』について考えていきます。

「人類最後の希望」と「宇宙平和の使者」

こんにちは。ymtetcです。 ymtetc.hatenablog.com 今回もこの記事の続きです。今回もナミガワ様の結論の域を出るものではありませんが、気づきとして書いていきたいと思います。

【ヤマト2205】ナミガワ様のコメントを読む

こんにちは。ymtetcです。 いつも、いただいたコメントからはたくさんのことを学ばせていただいております。 今回は特に考えさせられるものであったため、紹介します。 なお、本日時点では、この問題について私も明確な答えを持ち得ているわけではありません…

【ヤマト2205】「反乱」によって戦争を避ける

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』では、しばしば地球防衛軍の判断とは別のところで、古代たちヤマト乗組員の判断によって艦が動かされ、物語が進んでいくことがあります。それは時に、「反乱」という形をとります。 今日はこの「反乱」、特に『2…

西崎さんと旧作ヤマトと、『アクエリアス・アルゴリズム』。

こんにちは。ymtetcです。 今日書く内容は、リアルタイムで観ていた世代の方々には常識かもしれません。 旧作シリーズは、作品ごとの繋がりが希薄な面が課題とされました。 続編に登場する新キャラクターは、在庫整理のように終盤で命を落としたり、生き延び…