ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

「アクエリアス・アルゴリズム」が切り開く新たな地平

未来・可能性・希望

『宇宙戦艦ヤマト』における「西暦」の壁

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』シリーズには、種々の限界があります。一つに、最近活発に記事にしてきました、『1974ヤマト』の世界観から抜け出せない、といったものがありました。ただそれは、『Λ』によって新しい第一歩が切り開かれつつあ…

『ヤマト2202』以降の『ヤマト』の進む道

こんにちは。ymtetcです。 前々回の記事では、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを血統に見立て、血統の中での『Λ』の立ち位置について考えました。今日はそこから発展させつつ、『2202』とそれ以降の『宇宙戦艦ヤマト』について、「”才能”を探す」との言葉から考…

【画像はありません】ヤマトマガジンのあり方と最新号

『ヤマトマガジン』のあり方について。

『スターブレイザーズΛ』は『ヤマト』シリーズに革命を起こせる!

こんにちは。ymtetcです。 ymtetc.hatenablog.com 前回の記事はコメント欄でいただいた「〇作目」論を援用して、リメイク『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの系譜を様々な角度から考える企画を行いました。そこで私は、「家系図」との表現を使いました。厳密に言う…

リメイク『宇宙戦艦ヤマト』の家系図:「〇作目」論

こんにちは。ymtetcです。 以前こちらの記事で「私はセカンドシーズンが好きなんだけど『2202』はそうではなかった」と書きました。 ymtetc.hatenablog.com そして、この記事のコメント欄にて、 さて、ここからは正に私見なのですが、私の認識では「2199」も…

『ヤマト2202』ズォーダー設定改変の遠因

こんにちは。ymtetcです。 「もっとうまく書けたんじゃないの?」と我ながら思う過去記事が、時々あります。今日は比較的最近の記事ですが、書き直してみたいと思います。 ⇒『2202』ズォーダー、設定改変の理由 ⇒『さらば』リメイク、だけど『2199』の続編 ⇒…

「真の『宇宙戦艦ヤマト』」は実在しないけれど

こんにちは。ymtetcです。 私の中で、ずっと大切にしたい問いがあります。それは、 『宇宙戦艦ヤマト』とは何か? との問いです。恐らく永遠の疑問だと言えるかもしれません。何故なら、たとえ”『宇宙戦艦ヤマト』って○○だよね”と結論が得られたとしても、そ…

『宇宙戦艦ヤマト2202』は誰の作品か

こんにちは。ymtetcです。 今日は『ヤマト2202』定番の問いです。 Q:『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』とは、誰の作品だったのか。 内容的には「あなたの物語」なんですが、そんな深い話ではなく。 スタッフのお話をします。

『星巡る方舟』は「最大公約数」ではない

こんにちは。ymtetcです。 最近は『2199』の情報を取り込んでいることもあって、『2202』の反省会的な内容が増えています。特に”『2199』の成功に向きあった続編が観たかった”との思いは(『2202』への愛着は別にして)強く、今でも残念に思っています。 で…

第4話『宇宙戦艦ヤマトNEXT スターブレイザーズΛ』メモ

こんにちは。ymtetcです。 今や唯一の”現在進行形”『宇宙戦艦ヤマト』とも言える、『宇宙戦艦ヤマトNEXT スターブレイザーズΛ』。 comic.webnewtype.com 第1話・第2話で主要登場人物も揃い、第3話では主人公の周囲を取り囲む謎も少しずつ明らかとなる中で、…

『ヤマト2202』が克服できなかったもの

「商業的事情」

コミカライズ版『ヤマト2199』に見る古代進の想い

こんにちは。ymtetcです。 ymtetc.hatenablog.com 今回は前回の記事を踏まえて、エンケラドゥス回をめぐる本編『2199』とコミカライズ版『2199』の違いを見てゆきます。 最初に、本編とコミカライズ版の大きな違いを提示しておきます。以下の三点です。 本編…

#4『宇宙戦艦ヤマト2199』を観る

こんにちは。ymtetcです。 今日は『2199』第4話を振り返った際のメモ書きを公開します。 プロットの美しさ 古代と島の対立 古代の真意 「ディテール」たち そういえば 総評

『ヤマト2202』に足りなかったもの

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』に足りなかったもの。これは色々ありますが、一つに「『宇宙戦艦ヤマト2199』へのリスペクト」が挙げられます*1。 今日はこれを軸に、一歩進んで考えてみましょう。 「リスペクト」≒「成功」に…

『リメイク・ヤマト』は「ヤマトファン」を増やすのか?

こんにちは。ymtetcです。 リメイク版の『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ(特に『2199』)は、「新規層を獲得する」という大目標を背負っていたと言ってもいいと思います。それ故に、ファンの間でも「いかにして新規層を獲得するか」との議論が繰り返されてきまし…

なぜ『2202』を「『2199』の続編」と考えているのか

こんにちは。ymtetcです。 前回の記事で、私はこう書きました。 『2202』は「『2199』の続編」だが、「『2199』の2期」ではない*1。 これはあくまで私の個人的な認識ですので、異論はあろうかと思います。『2199』ファンの一部では、”『2202』は『2199』の続…

『2202』は「『2199』の2期」ではなかった問題

こんにちは。ymtetcです。 ブログを休止していた昨年、色々なアニメを観るようになりました*1。それまでは、福井さんの言う「普段はアニメを観ないけれど『ヤマト』なら観る」層だった私にとっては、一つの大きな転換点でした。 それから1年が経ち、様々な引…

『宇宙戦艦ヤマト』のサービスシーンと『2199』『2202』

「繰り返し起きてそう」か、そうではないか。

ブログ執筆のすゝめ(2020年夏版)

etc

こんにちは、ymtetcです。 ymtetc.hatenablog.com 前回の記事では、「考える」こととヤマトファンの集合知の必要性を書きました。 今回の記事では、「考える」そして「考え」たことを積み上げるツールとして、ブログをおすすめしたいと思います。 ブログは古…

より普遍的な「ヤマトらしさ」を目指して

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』が登場した2009年以降、「ヤマトらしさ」が問われる時代になったと考えています。もちろんそれ以前から「ヤマトらしさ」は問われ続け、それは例えば「『2520』はヤマトではない」などといった形で表現さ…

「考える」ことと「感じる」ことへの私見

etc

こんにちは。ymtetcです。 『2202』ではしばしば、ファンの間で「考えるな、感じろ」という言葉が引用されました。元ネタは映画『燃えよドラゴン』のセリフであり、その解釈は既に分析の対象となっていますが*1、今現在、日本ではその意味が独り歩きしている…

『ヤマト2202』の「主人公の目的」私的改善案

こんにちは。ymtetcです。 今日は『ヤマト2202』の改善案を書く記事です。拙い改善案ではありますが、「ここを改善すべきだ」といった問題意識そのものは検討する意味があると考えています。 まず、皆さまはこの問いに明快に答えられるでしょうか? 『2202』…

『ヤマト2205』の存在意義──スタッフ陣容から

福井晴敏・岡秀樹体制の是非を問う。

リメイク・ヤマトに存在した4つの方向性

こんにちは。ymtetcです。 最近『2199』を振り返りながら、考えることがありました。 これまで私は、ともすれば、 ヤマトファン向けに旧『ヤマト』風のリメイクを作る か、あるいは 新規層獲得のために現代風のリメイクを作る か。この二者択一で考えていた…

#3『宇宙戦艦ヤマト2199』を観る

こんにちは。ymtetcです。 ネットフリックスを経由して『宇宙戦艦ヤマト2199』第3話を観ましたので、そのメモ書きを公開します。

第3話『宇宙戦艦ヤマトNEXT スターブレイザーズΛ』メモ

こんにちは。ymtetcです。 回復しましたので、『Λ』を今少し取り上げます。 「スターブレイザーズ」は『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを海外で展開する中で重用されてきた言葉ですが、最近「スターブレイザーズ」と検索をかけると、 comic.webnewtype.com 『スタ…

回復目前/アニメAD表記法

こんにちは、ymtetcです。 体調は回復目前です。かろうじてPCに向かって作業できます。 ただ今回分かったのが、これまでの作業ペースはあまり長く維持できなさそうだ、ということです。ガタが来てしまいましたからね。更新ペースはこれ以上落としたくないの…

回復傾向/『Λ』3話ひとこと

こんにちは、ymtetcです。 謎のスランプから体調不良となり結果1週間のお休みをいただいたわけですが、回復傾向にはなっています。 メモはほぼ尽きてしまいましたので、ここからは、いくつかスマホアプリを通じて書いてみたいと思います。早く回復して、PCに…

体調不良は続く/#2 『宇宙戦艦ヤマト2199』を観る

こんにちは、ymtetcです。 体調不良が続いておりますが、決して重症ではありませんので、その点はお伝えしておきます。 ただ、本日もメモ書きの公開くらいしかできません。『2199』第2話のメモ書きです。 今日は『スターブレイザーズΛ』第3話の公開日ですね…