ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

ヤマトを「終わった作品」にしないために

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こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』が歴史的な名作であることは事実ですが、だからといって、その事実は次世代への継承を保証してはくれません。 特に現在の『宇宙戦艦ヤマト』は、『2199』を機に視聴を開始した一部を除いては、若い世代に対して…

『宇宙戦艦ヤマト』は旅物語を突き詰めるべき

こんにちは。ymtetcです。 先日、UVERworldの主題歌について考えていた際、改めて思ったことがあります。 それは「ヤマトって戦争ものじゃないよね」です。 もちろん、ヤマトの中では戦いのシーンも戦争の描写もありますが、本質はそこにはないと思います。 …

ファンコミュニティに近づかない心掛け

こんにちは。今日は閑話休題です。 4月は例年忙しいのですが、今年は個人的に転職を狙って勉強をしているところなので、少し生活リズムを掴むまでは時間がかかりそうだな、と思います。 さて、私にも『宇宙戦艦ヤマト』以外に好きなもの、好きな作品はありま…

新作『宇宙戦艦ヤマト』は略称を念頭に置くべきである

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こんにちは。ymtetcです。 作品の中身はいいのですが、『スターブレイザーズΛ』と『アクエリアス・アルゴリズム』はタイトルを略しにくいのが難点です。Twitterでも呟きにくいし、ブログのタイトルにもしにくい……。— ymtetc (@ymtetc) 2023年3月30日 今日は…

あの炎上事件は何だったのか:UVERworld ×『宇宙戦艦ヤマト』

こんにちは。ymtetcです。 ymtetc.hatenablog.com 前回の記事では、UVERworldと『宇宙戦艦ヤマト』のコラボレーションが炎上した原因を「ファン」「楽曲」「映像」の3つにわけて考えてみました。 今日は、この炎上事件がどのような意味を持つのか、について…

炎上事件はなぜ起こったのか:UVERworld ×『宇宙戦艦ヤマト』

こんにちは。ymtetcです。 テレビ版『宇宙戦艦ヤマト2199』後期オープニング主題歌「Fight for liberty」は、放映当時、少なからず批判にさらされました。 renote.net 今日は、UVERworldの『2199』主題歌「Fight for liberty」がなぜ当時炎上したのかを考え…

なぜ『2199』よりも『2202』『2205』の方が難しいのか?

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマト2199』と『2202』『2205』を比較すると、どちらかと言えばライトに観られるのが『2199』なのに対して、『2202』『2205』はあまりライトに観ることはできあに作品だと言えると思います。「初心者向け」の観点からも、(単純…

「若い世代向け『宇宙戦艦ヤマト』」構想において必要な視点

こんにちは。ymtetcです。 『2199』以来のリメイクシリーズだけでなく、平成ヤマトの起点となった『復活篇』においても、近年の『宇宙戦艦ヤマト』には「若い世代向け」の発想が大なり小なり盛り込まれています。今後も「若い世代向け『宇宙戦艦ヤマト』」の…

「旧作至上主義者」の功績【本日はお休み】

こんにちは。ymtetcです。 本日は体調不良のため、おやすみです。 ちょうどよくWBC休暇にでもしたいところですが、お仕事には行ってきます(笑)。 かつて「旧作至上主義者」と呼ばれたような、リメイク批判&旧作賞賛を行う人たちが、最近はやや批判される傾…

【ヤマト3199】「愛を知りたい」アルフォン少尉

こんにちは。ymtetcです。 聞こえてきた『3199』最新情報によると、アルフォンは「愛を知りたい」キャラクターのようです。また「愛」か、とゲンナリされる人もいるかもしれません。ただ、ここから『3199』の物語の一つの軸を予想できると考えます。 では、…

「初心者向けヤマト」の難しさ

こんにちは。ymtetcです。 本日はおやすみです。 送迎会シーズンです(笑) さて、今日短く考えていきたいのは、「初心者向けヤマト」についてです。『水星の魔女』が「初心者向けガンダム」だと言われている様子を見て、では『ヤマト』ではどうなのだろう、…

『ヤマト2205』製作委員会が追悼コメントを発した意味

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こんにちは。ymtetcです。 本日、新宿ピカデリーにて開催されました「2202」BD-BOX発売イベントの冒頭にて、登壇者とご来場のお客様全員で、先月亡くなられた松本零士さんへ黙祷を捧げました。あらためまして、松本零士さんのご冥福をお祈り申し上げます。宇…

アクエリアス・アルゴリズムが単行本で各段に読みやすくなった理由

こんにちは。ymtetcです。 最近、スターウォーズのスピンオフドラマ『マンダロリアン』を観ています。これを観ながら「面白いスピンオフって何だろう?」と考えています。 そこで思い出したのは、『アクエリアス・アルゴリズム』が『ヤマトマガジン』におけ…

【ヤマト2199】ファンの世代交代を遠ざけた"制作中断"

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト2199』は、間違いなくファンの世代交代に貢献した作品です。 しかし、『2199』の目指したファンの世代交代は、必ずしも順調には進まなかったと考えます。世代交代はヤマトファンの子ども、SF好き、ミリタリー好き…

他者と分かり合う物語:私のヤマトリメイク妄想

こんにちは。ymtetcです。 前回の記事では、「ファンがそれぞれ『第一作の新しいリメイク』を妄想する」ことによって、イデオロギー論争を(一時的にでも)緩和できるのではないかと述べました。リメイクシリーズをめぐって分断が見られる現状はありますが、…

ヤマトファンの分断を緩和できる「第一作の新しいリメイク」

こんにちは。ymtetcです。 「ファンの分断」が最近話題になっていますね。私自身が取り上げているので私にそう見えているだけなのかもしれませんが、ともかく、ちらほらとこの話題が流れてきます。 この話題をながめていて感じるのは、ファンの分断は必ず公…

『ヤマト2202』が批判を受けやすいシンプルな理由

こんにちは。ymtetcです。 旧作、『2199』、『2202』をめぐる様々な意見が飛び交うようになって数日が経ちました。SNS普及前の『2199』、普及後の『2202』という時代背景はあるにせよ、またスタッフをめぐるトラブルを差し引いても、私はどうにも『2202』は…

【ヤマト2202】絶対に許容しない方がいいこと

こんにちは。ymtetcです。 私自身、『ヤマト2202』はとても好きな作品でした。賛否両論あったことにも大いに納得しています。 とはいえ、『2202』をめぐっては、絶対に許容しない方がいいこと、もっといえば「すべきではない」、さらにいえば「してはいけな…

作品としての「価値」にみる『2199』と『2202』の違い

こんにちは。ymtetcです。 先日、久々に実家へ帰ったので結城信輝さんの『星巡る方舟 修正原画集』をとってきました。『2202』進行中(2017年)の出渕さんと結城さんの対談が収録されている貴重な本です。 今日はこれをもとに、『ヤマト2199』と『2202』の違…

お休み:高千穂さんの証言

こんにちは。ymtetcです。 今日は閑話休題です。 それにしても、高千穂さんの証言には驚きました。しかし、誰かを傷つけるでもない、ファンの心をそっと癒してくれるような証言でしたね。 「松本零士さんが原作権を主張したのは、もともとは西﨑Pが逮捕され…

世代交代のために!『2199』テレビ放送の直後に必要だったもの

こんにちは。ymtetcです。 今回も、前回に引き続き、私の『2199』経験から話を進めていきます。個人的経験ですから、かなり偏っていることが前提です。 今回注目するのは、『ヤマト2199』のテレビ放送が終了した後の時期です。 実際の『2199』では、最終話の…

【ヤマト2199】賛否両論だった『方舟』が、今はそう見えない理由

こんにちは。ymtetcです。 先日の「『2199』出渕体制から『2202』福井体制へ」の記事に対する反響のなかで印象的だったのが、「方舟の興収がよくなかった」ことに驚いた、というものです。 私は『方舟』の年に受験生だったので、当時の様子は完全に把握でき…

【お休み】公式は弔意を表すべき?

こんにちは。ymtetcです。 松本零士さんの死去に際して『ヤマト2205』公式アカウントがコメントを出さなかったことについて、批判意見があります。 公式としては、難しい判断に迫られたのではないかと思います。 私も高1の頃「西﨑松本論争」に興味があって…

ショック

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こんにちは。ymtetcです。 news.yahoo.co.jp 更新時刻前に今日の記事を確認しておこう、と思いネットを開いたところ、この報に接しました。たいへんショックです。 今日は、少し、松本零士さんに想いを馳せる時間をいただければと思います。

『2199』出渕体制から『2202』福井体制へ……その経緯に迫る

こんにちは。ymtetcです。 今日は予告通り、表題の件を考えていきます。テーマは「なぜ『2199』出渕体制は終わり、『2202』福井体制が始まったのか」です。 当然ながら、私は関係者ではないので”真実”は把握できません。ただ、この『2199』『2202』以降のプ…

お休み:バレンタインヤマトークを聴いた

こんにちは。 今日はお休みですが、14日にTwitterのスペースで開催された「バレンタインヤマトーク」のアーカイブを聴きました。 『3199』については、 桐生の出番が増える 「あの子(サーシャ)」が登場する ことに言及されていましたね。 制作も動いている…

『2199』『2202』移行期の内実に迫りたい

こんにちは。ymtetcです。 『2199』から『2202』への体制変更は、シリーズ構成に限っていえば、出渕体制から福井体制への移行でした。 『2199』から『方舟』、『方舟』から『2202』に至る一連の移行期については、公式サイドにとっては「タブーではない」け…

福井ヤマトに必要な「戦闘シーンの得意な脚本家」

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こんにちは。ymtetcです。 『2202』『2205』と続いてきた「福井ヤマト」ですが、明確な弱点があります。 それは「メカ」と「戦闘シーン」です。福井脚本になってから、とにかくメカが映像映えしません。 では、なぜ福井ヤマトでは「メカ」「戦闘シーン」が弱…

本日はお休み:『3199』打ち切り疑惑に思うこと

こんにちは。 体調不良のため、本日はお休みです。 『3199』をめぐる「打ち切り疑惑」ですが、『2205』の時とは色々な部分が違うな、とも感じています。では、どの点が違うのでしょうか?

【全世代にオススメ】音楽劇としての旧作『ヤマト』の楽しみ方

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こんにちは。ymtetcです。 今日この曲を聴いていたのですが、なんだか旧作『ヤマト』の音楽を思い出しました。 www.youtube.com そして思い出したのが、『復活篇』後、『2199』前の時期に、当時中学生だった私がやっていた旧作『ヤマト』の楽しみ方です。サ…