ymtetcのブログ

偶数日に『宇宙戦艦ヤマト』を考えるブログです。

『宇宙戦艦ヤマト』にはテレビシリーズ企画が必要

こんにちは。ymtetcです。 ここ最近は『宇宙戦艦ヤマト』を現代社会に生かす方法を考えています。 今日も、それについて考えましょう。

『宇宙戦艦ヤマト』が逸した2015年の「チャンス」

こんにちは。ymtetcです。 ここ数日「『宇宙戦艦ヤマト』は社会の中で生きていない」という話をしていますが、この十数年では、『ヤマト』が社会のなかで生きていた時期もありました。それが09年の『復活篇』、10年の実写版、13年の『2199』テレビ放送です。…

市民権を得ていない『宇宙戦艦ヤマト』

こんにちは。ymtetcです。 私自身の感覚でしかありませんが、『ガンダム』シリーズは市民権を得ているのに『ヤマト』シリーズは得ていないように感じています。言い換えれば、『ガンダム』は社会のなかで生きているが、『ヤマト』は社会のなかで生きていない…

『宇宙戦艦ヤマト』は「不朽の名作」ではない説

こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』はしばしば「不朽の名作」と言われます。しかし、その表現にはどうにも違和感をおぼえてきました。今日は、この私の違和感について考えていきます。

【ヤマト3199】敵の「心を救う」にチャレンジしてほしい

こんにちは。ymtetcです。 「ヤマトが誰かを救う」姿を描くのは『ヤマト』の前提になるのではないでしょうか。思えば『スターブレイザーズΛ』も「ヤマト」が皆を救うラストでした。 「誰かを救う」ことでヤマトは主役になると言えます。 一方福井さんは、そ…

【ヤマト3199】予想を立てる上で気を付けたいこと

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマト2202』と『2205』の2作品を経て、福井ヤマトのパターンも少し見え始めました。そこから、『ヤマト3199』の予想を立てる上で気を付けたいことがあります。今日は、そのことについて考えます。

福井晴敏さんの考える「ヤマトらしさ」

こんにちは。ymtetcです。 いわゆる「福井ヤマト」は、『ヤマト2205』で2作目、『3199』で3作目となります。 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち ‐全記録集‐ COMPLETE WORKS KADOKAWA Amazon 『2205 全記録集』に掲載されている企画書には、『2205』だけでな…

【旧新たなる】地球人がガミラス星を破壊した、というドラマ

こんにちは。ymtetcです。 豊田有恒さんの名前で残されている『新たなる旅立ち』の「SF基本設定」には、1979年2月5日に作成された原案として、以下の内容が書かれています。

『ヤマト2205』に学ぶ、過去作オマージュの意義

こんにちは。ymtetcです。 『ヤマト2205』の挿入歌「別離」は、福井さんの希望で使用されました。 ――あとは音楽の使い方が印象的で、なかでも堀江美都子さんの歌う「別離」が流れるシーンは圧巻でしたね。 福井〇台本の段階から、ここで使おうと指定を入れて…

【スターブレイザーズΛ】消化不良に終わったラスト

こんにちは。ymtetcです。 comic.webnewtype.com およそ2年にわたって連載されてきた『スターブレイザーズΛ』が完結しました。 2年というのは短いようで長い月日で、あの頃学生だった私は社会人になりました。お疲れさまでした。ありがとうございました。 し…

『ヤマト2205』『3199』は旧作の反省に立てるか?

こんにちは。ymtetcです。 福井さんは『2205』と『3199』の主題として、「『2』ではなく『さらば~』の続編として」を掲げています。福井さんの言葉を借りれば「ショー」になってしまった『2』以降のヤマトを、「作品」であった『さらば』と地続きの作品とし…

【ヤマト3199】当確? 流れる旧作ソング

こんにちは。ymtetcです。 以前よりこのブログでは、『3199』で流れる旧作ソングを予想してきました。なかでも「愛よその日まで」と「ヤマトよ永遠に」が有力だと述べてきましたが、今回の全記録集で、よりその可能性は高まったと思います。今日は、そのこと…

【ヤマト3199】目指すは『2202』を超える「人間賛歌」

こんにちは。ymtetcです。 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち ‐全記録集‐ COMPLETE WORKS KADOKAWA Amazon 福井さんは、『2205』の企画書に次作『3199』の方針をいくつか記しています。 そこには『3199』が『2202』と似たアプローチをとりながら、『2202』…

【ヤマト2205】「企画メモ」に見る福井ヤマトの現状と限界

こんにちは。ymtetcです。 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち ‐全記録集‐ COMPLETE WORKS KADOKAWA Amazon 今日も『ヤマト2205』全記録集を読みながら、『2205』について考えていきます。今日のテーマは、「福井ヤマトの現状と限界」です。 〇福井ヤマトの…

【ヤマト2205】第5話のつまずきを深堀りする

記事の投稿が遅くなりました。ymtetcです。 先月22日に「第5話が私の評価を狂わせた」と題した記事を投稿しましたが、『2205』第5話は私にとって鬼門です。前章を賞賛しながら後章の評価が芳しくないのは、主にこの第5話が原因だからです。 先月22日の記事を…

【ヤマト2205】『2199』路線復活のリメイク的背景

こんにちは。ymtetcです。 多くの中心スタッフが変更され、内容面では『2199』との連続性も議論の対象となった『2202』。しかし、同じ「福井ヤマト」でありながら、『2205』では部分的に『2199』路線への回帰とリスペクトが見られました。 今日は、その背景…

【ヤマト2205】は誰向けだったのか

こんにちは。ymtetcです。 ymtetc.hatenablog.com 今日は2020年4月に書いた記事の答え合わせです。 結論から言えば、『2205』のコンセプトはおおむね、この記事と似たようなものでした。旧『新たなる旅立ち』をリメイクする以上、他の方針をとりようがないん…

【ヤマト2205】「企画メモ」と「ヤマト10年の賦」

こんにちは。ymtetcです。 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち ‐全記録集‐ COMPLETE WORKS KADOKAWA Amazon 福井さんは『2205』の「企画メモ」で、今後の『ヤマト』の物語の在り方として、二つの道筋を提示しています。 (略)幾多の試練を乗り越え、「古代…

【ヤマト2205】「企画メモ」で見えた福井晴敏の”挑戦”

こんにちは。ymtetcです。 『新たなる旅立ち』のリメイクである『2205』は、『2199』『2202』とは違い、原作が「不朽の名作」ではありませんでした。それゆえ『2205』は、単純な「再現」としてのリメイクというよりは、コンテンツとしての再挑戦、いわば「リ…

【ヤマト2205】「最高傑作」の新乗組員訓練シーン

こんにちは。ymtetcです。 私は『2205』前章・第2話の新乗組員訓練シーンが好きです。リメイクシリーズ(『2199』『2202』『2205』)の中で、もっとも出来のよいシーンだと考えています。今日はこれについて、考えていきます。 〇航空隊による模擬戦闘訓練 …

【ヤマト2205】「原作再現」シーンから解放された初のリメイク

こんにちは。ymtetcです。 旧『新たなる旅立ち』を観ると、意外にも『2205』で再現されている場面が多いことに気付きます。しかし思い返せば、「旧作が再現されている」事実をもって、『2205』が賞賛されることはありませんでした。今日はこれについて、考え…

【リメイクヤマト】ナレーションの復活も一考していい

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こんにちは。ymtetcです。 リメイクヤマトになって、旧作の特色の一つだったナレーションがなくなりました。それはナレーションそのものがトレンドではなくなったからですが、敢えて今こそ、復活させるのもいいかもしれません。 今日は、これについて考えて…

『宇宙戦艦ヤマト』の強みは「ミッション」

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こんにちは。ymtetcです。 今日は『宇宙戦艦ヤマト』の強みについて、考えてみます。

【ヤマト2205】アナライザーズこそ『2202』からの進歩

こんにちは。ymtetcです。 今日は、『ヤマト2205』に初登場したカラフルなアナライザー、通称「アナライザーズ」の果たした役割について考えていきます。

【ヤマト2205】第5話が私の評価を狂わせた

こんにちは。ymtetcです。 私の『2205』評価は前章がピークで、後章でやや下がりました。「導入は上手いけど、最終話は上手くない」と時折言われる福井さんの傾向からすれば仕方ないのかもしれませんが、私の場合、最終話には大きな不満はありませんでした。…

【ヤマト2205】初見時に楽しめなかったことを思い出した

こんにちは。ymtetcです。 いつもコメントをありがとうございます。返信できず申し訳ありません。ただ、必ず目は通すようにしています。 さて、いただいたコメントを読みながら考えたのは、私が『2205』以降、”書きにくさ”を感じており、それが記事にも表れ…

【これからのヤマト】生き残りには「子ども」が必要

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こんにちは。ymtetcです。 『宇宙戦艦ヤマト』が将来にわたって生き残るためには、「子ども」に受け入れられることも必要だと考えます。 しかし、『ガンダムAGE』のように、従来のファンから批判されるような状況も好ましくありません。今日は、これについて…

【リメイク・ヤマト】スタッフの「正統性」を活かす

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こんにちは。ymtetcです。 スタッフを選択する際に重要な側面として「正統性」があります。すなわち、絶対的な存在であるオリジナル版の『宇宙戦艦ヤマト』に対して、いかにファンを納得させる経歴をもった人材であるか、という点も重要なのではないでしょう…

【リメイク・ヤマト】『ヤマト』新時代の過渡期的シリーズ

こんにちは。ymtetcです。 今日は、いわゆる「リメイク・ヤマト」の捉え方を再考していきます。

【スターブレイザーズΛ】私には難しくなってきた件

こんにちは。ymtetcです。 今日は『スターブレイザーズΛ』の話題です。 comic.webnewtype.com 単行本は買っているとはいえ、最新話を無料で読める作品ですので、特に大きな不満はありません。ただ、事実として私はこの作品を理解することが難しくなってきた…